テーマ:落語について(2342)
カテゴリ:落語
【粗筋】 「外は外、家は家だから、もう一杯飲んでからお休みになってはいかが」 「じゃあ、隣へ行って、聞こえたかどうか確かめろ」 「もうお休みになってるわよ」 「寝てるならいいじゃないか。起こして聞こえたかどうか確かめろ。 と困らせる。一人じゃ寂しいから付き合えと言い出し、 「俺が言ってるんだから一杯くらい付き合え」 と無理に飲ませ、一杯が二杯……どきどきすると言っていた女房が落ち着いてきて、 「私が言っているんだから、一杯飲ませろ」 やっと寝かしつけたが、翌朝、女房は二日酔いで頭も上がらない。 「私もう一生酒は飲まないわ」 と言うのを寝かしたまま、一人で支度をして出勤した。、心配して早く帰ると、迎えた女房がグデングデン。近所の奥さんが、二日酔いには迎え酒がいいと教えてくれ、昼から飲んだのだ。 「お前、今朝、もう一生酒は飲まないって言っただろう」 「何言ってるの。まだ五合しか飲んでないわ」 【成立】 昭和40年代に雷門助六(8)が演じたのをを聞いた。柳家金語楼の「酒」は、亭主だけが飲んで酔っ払い、同じ落ちになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.12.07 13:36:32
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