名作落語大全集
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【粗筋】 床屋の看板は屋号を絵で示した。海老床の看板が出来たが、一人が, 「よく描けたな。生きているようだ」 と言うと、もう一人が、「絵に描いた物が生きている訳がない。死んでるよ」 と理屈を言う。喧嘩になるところへ割って入った隠居に、 「生きてますよね」 「ううん、生きてないな」 「ほうら見やがれ、死んでますね」 「死んでもいないな」 「じゃあどうなっているで」 「わずらっているな」 「どういうことです」 「ごらんよ、床についてる」 【成立】 「浮世床」のマクラに使われる。安永2(1773)年『近目貫』の「花」は、遊女屋で床の間に杜若が活けられているのを見て、花が生きている、死んでると争いとなり、「床についている」という落ちになる。床の字に絵を描いて示したのは、文盲が多かったからである。 ううん……これも床屋の小噺でまとめた方がよかったかしらん。
落語「つ」の18:佃祭(つくだまつり) 2024.11.03
落語「つ」の17:佃島(つくだじま):… 2024.11.02
落語「つ」の16:佃島(つくだじま):… 2024.11.01
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越智 健
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