名作落語大全集
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【粗筋】 小僧が若い女中に, 「頼みがある」 としつこつ言い寄る。こんな餓鬼も面白いかと思って、ある日、 「頼みって何」 と返事をすると、 「おっつけてほしいんだ」 と言う。 「まあ、嫌らしい。何をしろって言うの」 「飯をよそる時に、もっとしゃもじにおっつけて、おいらの飯を多くしてほしいんだ」
【成立】 正保4(1647)年、『きのふはけふの物語』では、亭主の留守に居候の与三郎が奥方に、「願い事がございます。どうか叶えていただけるなら申し上げよう」と言うので「主の留守にそういうことを申す者があるか」と叱り付けると、若侍が「恥を忍んで参ったのに断られたのでは是非に及ばぬ。堪忍まかりならぬ」と言うので奥方がおびえて受け入れる。耳元で、「朝夕の飯が食い足りません。どうかしゃもじでおっつけて下され」……ううん、何を勘違いしたのか、うぶな私には分からない。
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越智 健
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