名作落語大全集
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【粗筋】 そばはつゆをちょっとだけつけてさっと食べるのが通なんだと言う男、 「お前ェのようにたっぷりつけるのはみっともねえ」 と言っていたが、いよいよ死ぬ時に、 「一度でいいからつゆをたっぷりつけて食べてみたかった」 【成立】 江戸者の意地っ張り、あるいは蕎麦の噺のマクラでよく聞く。 【蘊蓄】 寛延4(1751)年『蕎麦全書』では、たれの作り方を紹介している。垂れ味噌(味噌を煮詰めて布で越したもの。江戸では鰹節を入れる)、塩、醤油で味を調える。 当時のつける汁は醤油を半量に煮詰めたようなもので、今のようにたっぷりつけると辛くてたまらない。だからちょっとつけるのが通だというのは、味の問題もあった。
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越智 健
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