名作落語大全集
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【粗筋】 雲水が身投げを救う。男は船場の商家の若旦那で、北野新地の芸妓に夢中になって親の金200円を盗んで身請けをしたところ、芸妓には他に情夫がいて、駆け落ちをしてしまったという。雲水は200円を与えて親孝行をしろと、名も明かさずに去る。若旦那が家に帰って親に事情を話して詫びると、親はすぐその僧を探すよう命じた。若旦那と番頭が探し回ると、竹藪の中に菰が敷いてあり、面桶が落ちている。拾ってみると、裏に 池の面に夜な夜な通う月なれば水も濁さず影も残さず とある。 「これは東海寺沢庵禅師の名高い歌です」 「沢庵禅師の歌とあれば孝行せずばなるまい」 【成立】 明治41(1908)年6月の雑誌『はなし』に、桂米団治の速記が載っている。「沢庵」だから「孝行(香子)」だという落ち。それだけ。
落語「つ」の20:晦日(つごもり) 2024.11.05
落語「つ」の19:付け文(つけぶみ) 2024.11.04
落語「つ」の18:佃祭(つくだまつり) 2024.11.03
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越智 健
古今東西、落語の全てを紹介。 パズルと音楽も充実!
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