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カテゴリ:おでかけとグルメ
興福寺を過ぎ、県庁前を通るときに、なにやら大勢の人が県庁に入っていくのが見えました。
「山焼き見るために屋上解放してるんちゃう?」とわたし。 県庁のヒトに尋ねたらやっぱりそうで、でも事前に応募したヒトだけが入れるとのことでした。 で、わたしたちはまた若草山方面に向かってタラタラと歩いていきました。 いつの間にかすごい人出。 春日大社の手前まで来た頃にはえらいヒトだかりです。 それにしても、凍えるような寒さなので、トイレ休憩をかねて、 自販機のコーヒーでほっこり温まりました。 若草山が見えやすい適当な場所に陣取って、始まるのを待ちます。 山の上を、ちらちらと松明(?)が移動するのが見えますが、 5時半を過ぎてもまだ始まりません。 辺りに森のある暗い場所で、凍えながら待つのは、 昔、毎年、武道館でクリスマスコンサートが始まるのを待っていた あの時間が思い出されて懐かしい感じ。 しばらくして、ようやく花火が上がりました。 さすがにこれだけ近くで見るとキレイです。 我が家からは大規模なPL花火芸術が見えますが、 規模の大小にかかわらず、近くで見るというのはやっぱりスゴいです。 以前は毎夏、野外コンサートで間近に打ち上げられる花火を見るのが常でしたが 最近ではそんな機会もなく、久しぶりに楽しいひと時。 しかも冬の花火って、なんだか嬉しいですよね。 やがて花火も終わり、照明弾が上がって、山焼きが始まりました。 いまに山が燃え上がる、とドキドキして見ていました。 「大きな焚き火みたいなもんやし、あったかいかなあ」と期待(!?)。 足元の地面は前日の雨と先刻からの小雪とでジュクジュクしていますから とにかく足の裏が冷たいのです。 手足のあまり冷えないわたしですら寒かったくらいですから、 かなりのものです。 巨大な焚き火を待ち望むのもムリないと思いませんか??(笑) それこそ『天城越え』の♪や~まが~燃える~~~♪てな具合になるかと。 でも、いつまで待っても火勢は強まりません。 場所をかえて見ても煙が大きくなるばかり。 まあ、草も湿っているだろうから、なかなか燃えにくいよね、と 更に待ってみましたが・・・・・・・ うーん、どうやらこれ以上派手に燃え広がることはなさそうな!? ま、生まれて初めて山焼きが見れただけでもラッキーかな?? こんな偶然でもない限り、なかなか見られないと思うし。 花火も近くで見れたしね。 で、あまりにも寒いのでそろそろ帰途につくことに。 駅前近くの『ふる里』で軽く食事を。 わたしはかやくご飯定食。 あとの二人はカチンうどんと梅うどん。 ようやくあったまってほっと一息ついてから、大阪へと帰りました。 いやー、フトコロはカラッポになりましたが お腹も心もいっぱいで楽しく過ごせた一日でした♪
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