食べたいものメモ帳

[飲みもの（アルコール）] カテゴリの記事

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  しその香りさわやかな焼酎

  しそ焼酎というものにあまり良い印象をもっていませんでした。なぜなら以前ちょっと有名なしそ焼酎を飲んだときにいかにも甲類っぽい上にしその風味を感じなかったので。一言で言うと、あまり口に合わなかったのです。なので、親戚にしそ焼酎　しそ小町を薦められたときも、あまり気が進みませんでした。しかし、ロックで飲んだらこれがおいしかったのです。宝酒造という面もあまり気が進まなかったのですが、甲類乙類混合というのは某焼酎と一緒で、程よい具合にさっぱりしています。しその香りがこちらのほうが華やかです。口当たりもよく後味もすっきりとしていてつい飲みすぎてしまいました。パッケージはいかにも女性を意識した、中原淳一の振袖の絵。でも、これは男女ともにお勧めのお酒です。焼酎が嫌いな方も、これはいけるんじゃないでしょうか？癖が少なくてスイスイ飲めますよ。

  2007年09月02日

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  サングリアの魔法

  お酒は好みがあるので、ラベルが気に入って買っても味が思ったとおりでないことがよくあります。そんなとき、どうしますか？料理酒に使うのが定番ですが、赤ワインだったらサングリア作りを楽しむことをおすすめします。サングリアはスペイン生まれのフルーツを漬け込んだワインです。甘くてジューシーなため喉越しがよく、グイグイ飲めて危険です。手作りするとまた格別。５００円以下の安いワインがぐっとおいしくなります。レシピは適当。750ミリリットルの赤ワインに対して、バナナ１本、グレープフルーツ１個、オレンジ１個、砂糖３０グラム、シナモン少々（好みで加減してください）。フルーツは１口大に切って、全部の材料をボールに漬け込むだけ。半日経てばおいしいサングリアの出来上がり。冷やして氷を浮かべると夏にぴったりです。

  2007年08月09日

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  オランダビール、グロールシュ

  親戚に連れて行かれたアイリッシュバーで飲んですっかりはまってしまったビールです。アイリッシュなのにオランダとか細かいことは気にしないことにします。グロールシュビール・スイングトップ　473ml。キリン・ハートランドの瓶のようでそうではありません。なぜならこのビールのふたは、スイングトップ。かっこいい上に繰り返し使えて経済的。そのバーでは瓶のふたが密閉されている状態で渡されるのですが、両手でふたをポンッと開け、そのままがぶ飲みするのが心地よいです。ラガータイプなのでキレと苦味が適度にあり、さわやか。グラスに注いで泡を楽しむタイプのビールではなく、開けた瞬間にぐいぐい行って喉越しを楽しむタイプのビールです。このビールの不思議なところは、飲み続けても味が変わらないということ。飽きないおいしさです。でも、ビールだからあまり飲み続けるとおなか一杯になっちゃいますが・・・

  2007年07月02日

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  御殿場生まれの黒ビール

  チルドビールをあちこちで見かけるようになりました。チムニーグループなどのチェーンの居酒屋でリーズナブルに飲めるのはありがたいことです。最近のお気に入りは御殿場高原ビール。自宅で取り寄せるとなると日持ちがしないので管理に気を遣うビールですが、居酒屋ではそんなことを気にせずに、冷たいジョッキでグビッグビッと飲めるのがうれしいです。ほぼ全種類を試した結果、デュンケルが私の中ではいちばんおいしかったです。褐色のビールというのは日本では珍しい部類か？という他にも、ローストされた麦芽の甘みとコクが適度でおいしい。普段居酒屋でピルスナーを飲み、喉越しを楽しむ身としては、デュンケルのコクをじっくり味わいながら飲むのは貴重です。うーむ、これは自宅にも置いておきたいかも・・・今度はボックタイプも試してみよう。

  2007年06月10日

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  年に１度の自家製梅酒

  普段、梅酒は買って飲んだり実家からもらったりと自分で作ることはないのですが、なかなか自分好みの味にたどり着くことがないので初めて自家製梅酒を作ることにしました。レシピは実家のレシピを参考に。酒と同量の梅を用意するので、広く普及しているレシピよりもじゃっかん多めです。どうせならば酒にもこだわりたいですね。ちょっとしか漬けないのにホワイトリカーじゃつまらないし。というわけで、私が好きな芋焼酎の薩摩宝山（ちょっとアルコール度少ないので心配）と、無難なところでスミノフ　ウォッカを選択。というか、スミノフって原産地が韓国なのね。てっきりロシアかと・・・これだけだと物足りないので梅を買ってきて、あと何種類か試してみようと思います。今のところ、泡盛とブランデーあたりを狙っています。

  2007年06月03日

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  オーストリアの白ワイン

  オーストリアワイン第２弾。ジューシーで飲みやすい白ワインです。でも、なかなか売ってないのが悲しかったりします。ヒルツベルガーグリューナーフェルトリーナーローテス・トールフェーダーシュピール ［2005］。長い。オーストリアのフランツ・ヒルツベルガーというワイナリーが作っています。格調高いラベルがかっこいいです。スパイシー、フルーティー、エキゾチックという特徴をもつというこのワイン。急斜面の畑で全て手作業でぶどうの栽培を行っています。出来るだけ伝統に近い形で行う醸造も、イースト菌を使用せずに大きな木樽で熟成を行っているそうです。透明感のある中に滋味を感じる味。フルーティーなのに甘すぎず、キレがあります。これが手作りのなせる業か？日本に出回っている数が少ないらしく、運が良ければ通信販売で購入できるほか、ワイン専門店で取り扱っていることもあるらしいです。

  2007年05月29日

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  とろける貴腐ワイン

  貴腐ワイン。あまりなじみのないワインですが、それもそのはず。普通ならぶどうを腐らせてしまう貴腐菌が、ある特殊な気象条件のときだけ甘い干しぶどうのような奇跡のぶどうを作り出します。それが、貴腐ワインです。詳しくはこちら。クラッハー　トロッケンベーレンアウスレーゼ・ノンヴィンテージ。オーストリアのクラッハー社のワインです。某オーストリア料理店で飲んだのですが、甘くとろけるような味わいのワインです。まるで蜂蜜を飲んでいるようにとろんとして甘い余韻が残ります。まさにデザートワイン。たくさん飲む種類のものではないので、飲みきりサイズというのもうれしいです。というか、普通のボトルで買ったら結構高くなりますけどね。チーズと一緒にお土産に持っていったら喜ばれそうです。

  2007年05月20日

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  ５年古酒を楽しむ

  アルコール度の高い泡盛は、古酒にするとまた味わいが増します。銀座のわしたショップの地下で、それは売られていたのでした。匂いと試飲に誘われて寄ってみると、甕売りのおいしそうな泡盛が！ヘリオス酒造の泡盛　主[ぬーし]というものでした。ヘリオス酒造と言えば、くらという全国的に有名な泡盛があります。量産しているっぽい感じで正直あんまりよいイメージがなかったのですが、主は飲んだ瞬間即買ってしまいました。まあ、甕売りに昔から弱いというのもあるのですが・・・アルコールは４３度。５年古酒です。口に含むとアルコールがあったまって、旨みがじんわり湧き出してきます。そして、いつまでも心地よい後味が残ります。いつものクセでついロックで飲んでしまうのですが、これは冷凍庫でとろっとするまで冷やして飲んでもおいしいと思います。泡盛にはやはり沖縄料理。そろそろ店頭に並び始めたゴーヤの炒め物がよく合いそうです。

  2007年05月07日

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  がぶ飲みジューシーワイン

  某マンガで知ったワイン。北海道ミュラー・トゥルガウ 白。ミュラー・トゥルガウという葡萄を１００％使用したワインで、北海道ワインが作っています。何度でも買えるリーズナブルな価格（1,100円程度）に加え、まるでフルーツを搾った直後のようなフレッシュな香りと豊かな風味です。飲んだ直後「うわー、ジュースみたい」。いい意味でアルコールを感じません。もちろん、そのあとでアルコールの風味も伝わるんですが。決して安っぽいということではありません。生詰め製法をしているので、５年ほどは瓶の中で熟成していくとか。保存をする楽しみ方も出来そうです。常に冷蔵庫に1本冷やしておきたいワインです。がぶ飲みするような贅沢な味わい方が出来るのも、この優秀な価格ならではです。

  2007年05月01日

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  小笠原のラム酒

  ラム酒と言えば、マイヤーズラムなどの外国産のものが有名ですが、実は日本でもラム酒を作っているところがあります。小笠原にある小笠原ラム・リキュール株式会社というところで、その名の通り、小笠原の亜熱帯気候で育ったサトウキビを使って母島でおいしいラム酒を作っています。日本ではこのほかにも沖縄県の南大東島（コルコル）と鹿児島県の徳之島（るりかけす）で製造されているようです。一般に見かけることが多いダークラム（茶褐色のラム酒）ではなく、小笠原で作っているのはホワイトラムといって、無色透明の液体です。瓶を開けると、熟成されたダークラムほどの強い香りはしませんが、上品な甘い香りがふわっと漂います。炭酸割りで冷やして飲むのがおすすめ。さらっとしていて後味にわずかに残るコクが心地よいです。アルコール度40度と強いお酒なのに、甘さを感じるので思うほどはきつく感じません。ラム酒と言えばお菓子作りの風味付けを連想する方が多いと思います。しかし、お菓子作りよりはそのまま飲むのがおすすめです。焼酎ブームですが、たまには国産のラム酒はいかがでしょうか？上品な飲み方が出来るおいしいお酒です。

  2007年04月19日

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  ホテルリッツのシャンパン

  シャンパンに凝っているので、今回は１万円のものに手を出してみました。ドキドキ。試してみたのはリッツ　キューヴェ　ブリュット　ヴィンテージ。ホテルリッツのオリジナルシャンパンです。説明書きによると、「梨、桃、蜂蜜の香りと煎ったヘーゼルナッツとアーモンドのアロマを持つ　豊かで円やかな味わい。魚料理、家禽類に好適。」という分かるような分からないような風味だそうで、シャルドネとピノ・ノワールを半々に使ったシャンパンです。ちなみに、１９９８年のヴィンテージものです。さっそく飲んでみると、確かに豊かな味わい。甘さ少な目の辛口で、フルーティーな香りが漂います。炭酸とキレのよさで食事のくどさが抑えられるので、これは食事もお酒もいくらでもいけそうです。さすがホテルのシャンパンだねぇとしか言いようがありません。価格的に頻繁には無理ですが、これはお祝いにもおすすめです。豪華な箱と華やかなボトルで、見た目だけでもお祝いムード満点です。

  2007年04月07日

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  出来立てほやほや微発泡ワイン

  ふじっ子のおまめさんで有名なフジッコ株式会社。系列会社にフジッコワイナリーがあります。手作りの少量生産を中心とするワイナリーです。クラノオト甲州というワインがおいしいです。甘口と辛口があり、限定生産をしています。甘口を買ってみました。色は深いブルーで、ふたが瓶と一体になった繰り返し使えるタイプのボトルです。１，５００円でこのボトルは、これだけでも得した気分。味は非常におだやかで、微炭酸も手伝って非常にさわやか。家でじんわりゆっくり飲むのにちょうどいいです。このワインは発酵が終わったばかりの非常に若い状態で瓶詰めをされたもので、本来は品質チェックのためにワイナリーの人しか飲むことが出来なかったそうです。無ろ過・非加熱で２度お得な気持ちになります。なるほど、どうりでフルーティーなわけです。例えていうなら高級な缶チューハイ（どんな缶チューハイだ？）を飲んでいるような飲みやすさとフルーティーさです。

  2007年03月30日

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  振って飲む梅酒

  鹿児島の佐多宗二商店。有名な晴耕雨読などの焼酎を造っている酒造です。ここの角玉梅酒は手作りらしいぬくもりのある梅酒です。米焼酎と南高梅で仕込み、ろ過をほとんどせずに出荷。瓶の中には梅の成分の沈殿物がありますが、これがフルーティーな味を出しています。瓶のままよく振ってから注ぐとにごった梅酒になりますが、甘くてさわやか、そして梅の旨みが詰まったいい味です。調べてみると、昭和33年に日本から梅酒として初めてアメリカ合衆国に輸出したものだそうです。ロックで飲むとさわやかな梅の香りが広がります。梅のにごりとあいまって、何とも贅沢な気分になります。少量生産のため数量限定品だそうです。

  2007年03月25日

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  ハイカラ日本酒

  ワンカップに最近はまっています。普通のカップではつまらないので、出来るだけかわいいカップを選んでオシャレ度をアップ（？）しています。神戸酒心館の神戸カップ。神戸の港をモチーフにしたレトロな絵柄です。お土産としても喜ばれると思います。ワンカップだからと侮るなかれ。灘の酒らしい力強い醸造酒で、辛口。冷や（常温）でも冷蔵庫で冷やしてもおいしくいただけます。

  2007年03月20日

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  発売前のキリン・ザ・ゴールドを飲んでみた。

  ３月２０日発売のキリン ザ・ゴールドをいち早く飲んでみました。どうして飲めたかというと、キリンビールのサイトをチェックしたときに、キリンビアビレッジ横浜で発売前試飲実施をしていることを知ってしまったからです。というわけで、工場見学。当日に電話で予約をして突撃しました。工場見学終了後は、キンキンに冷えた缶のビールを大きなグラスに注いでもらいます。ザ・ゴールドはキリンビール創立１００周年記念としてキリンビールの集大成として造ったビールだそうで、新しいビールの美味しさを追求したそうです。合言葉は「飲み飽きない」「隠し苦味」の入ったビールです。グラスに２杯（５００ミリリットルくらい？）飲んでみましたが、苦味が複雑な味を出しているせいか、確かに飽きは来ないかも。「隠し苦味」というよりも、「複雑な苦味」といったほうが良さそうです。いくつかの苦味が時間差で追いかけてきます。味は意外なほどあっさりしていて、コクとアルコールが少なめです。そのせいで、水っぽいと感じる人もいるかもしれません。水っぽいと感じるか、さわやかと感じるか？例えてみるならば、キリンラガーのコクをマイナス、苦味をプラス。またはバドワイザーに苦味をかなりプラス、といったあたりでしょうか？いずれにしろ、キリンビールの新しい顔になりそうです。居酒屋の定番になるにはちょっと厳しいかなあ。飲食店が一番搾りやラガーよりも優先して置きたいかというと、営業努力次第という気がします。でも、期間限定で「苦味２倍」なんかを出したら売れるかもしれません。この苦味がクセになる人は多いと思います。発売されたら、ぜひ皆様もお試しを。ビール好きな方は１度飲んでみても損はないです。私も発売されたら改めて飲んでみます。

  2007年03月18日

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  チルドビールとビール作り体験

  キリンビールが最近、さまざまなチルドビールを出しています。チルドビールとは冷蔵管理をしないと品質が維持できないビール。一般的なビールは熟成後、ろ過をして生きた酵母を取り除くのに対し、チルドビールは無ろ過。常温で置くと酵母が増えて品質が維持できなくなります。何とも管理がしにくいビールですが、その代わり深い味と高い香りを楽しむことができます。キリン グランドエールは、チルドビールの新商品。カラメル麦芽を使用しているため、赤褐色の深い色が楽しめます。味は、ビール特有の炭酸の爽快感がありながら、コクと苦味がけっこう残る感じです。このビールを飲んで感じたのは、「手作りビールに似ているなあ」ということ。かつて、キリンビール工場でビール作り体験をしたのですが、そこで作ったビールに非常に似ているのです。あのときのビールも美味しかったなあ。ビール作りの合間に工場見学してビールが飲めるというまさにビール漬け。夢のような時間を過ごしました（おいおい）。出来上がったビールは自宅に配送してもらい、美味しく頂きました。チルドビールと合わせておすすめの休日の過ごし方です。ご近所にお住まいの方はぜひ！

  2007年03月07日

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  ココファームのおいしいワイン

  栃木県足利市にあるココファーム・ワイナリー。それは、こころみ学園という知的障害の少年たちが通う学校から始まりました。ホームページに載っているその物語だけで心を打つものがありますが、それ以上にすばらしいのがワインの味です。ラインナップは１５００円程度からで非常に安価なのに、どのワインも香り高くさわやか。食事によく合います。特におすすめなのが、ココファーム・ホワイト。価格が１，６００円とリーズナブルですが、複数の原料をブレンドした複雑な味わいとキレが楽しめます。辛口な酒が好きな私としてはうれしい限りです。実は私、ここのワインをうっかり１年ほど寝かせてしまったことがあります。温度管理も出来ていない戸棚だったので、味が非常に心配でしたが、風味が一段と増していてびっくりしました。普通のハウスワインと違うことを感じた次第です。一度、ここの収穫祭にも参加してみたいのですが、まだ果たせずにいます。いつの日か・・・！

  2007年03月05日

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  メルヘン柄のワンカップ

  初めて飲む銘柄の日本酒。大きな瓶で買うのはなかなか勇気がいります。自分の舌に合わなかったら困るし。そんなとき、私がよく買うのが小さな瓶やワンカップです。特にワンカップは最近いろいろと珍しい柄が出ていて目移りします。私の中でいちばんかわいらしいものといえば、千秋 バンビカップ カップ酒。透明なガラスにオレンジ色でかわいらしい鹿が描かれています。その名も秋鹿酒造。米作りから一貫してこだわる酒造だそうで、とてもこのようなメルヘン柄のワンカップからは想像できません。しかも純米酒で２度お得。（？）近畿のお酒らしく、ほんのり黄色く酸のたったつくり。和食系のおつまみともよく合う美味しいお酒です。せっかくのワンカップですから、ぜひ常温～冷蔵庫で頂きたいです。私は冷蔵庫で冷やしてワンカップを開けてぐいぐいやってしまいました。ほんのり漂うアウトロー感があるような気がしますが、かわいい柄で癒されます。ワンカップ、しばらく癖になってしまうかもしれません。

  2007年02月25日

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  久米島の久米仙

  世間では「泡盛が花粉症に効くかもしれない？」などと言われているようですが、私の花粉症にはどうやら効かないようです。ただ、泡盛などのアルコール度の強いお酒って香りを口から鼻に抜いて楽しむものなので、アルコールで麻痺するのか（？）鼻の症状がほんの一時的に緩和するような気がするのは事実です。ただ、それは焼酎とかジンなどの他の蒸留酒にも言えると思うんですけど。それはさておき。泡盛好きで日々さまざまな泡盛を楽しんでいる私ですが、ベストオブ泡盛が久米島の久米仙　ブラック7年古酒です。沖縄県は久米島の久米島の久米仙という酒造で作っています。名前の由来は、その昔絶世の美女が島の若者に美酒を振舞って、人々がそれを仙人の仕業だと噂したという昔話にあやかっているとか。もともとこの酒造会社のものは何でも好きなんですが、これはアルコール度が４３度ということで旨みがダイレクトに来る感じです。しかも、７年寝かせているので、いろんな味がこなれてまろやかになっています。泡盛の入門篇として非常に飲みやすいです。ロックで氷を溶かしながらチビチビ行くのも味わい深いですが、おすすめはストレートです。瓶ごと冷凍庫（冷蔵庫じゃないですよ）に保管し、飲むときはショットグラスやぐい呑みに直接注ぎます。アルコールは水よりも融点が低いので、これくらいの強いお酒だと冷凍庫で保管しても凍りません。ジンなどもこの保管方法がおすすめ。心なしかトロンとした液体になります。シークワーサーやレモンを数滴たらしてもおいしいです。

  2007年02月12日

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  ピリピリ梅酒

  ピリピリ梅酒というちょっと変わった名前の梅酒。文字通り、飲むと少し刺激を感じる梅酒です。中野ＢＣ株式会社というこれまた酒造としてはちょっと変わった名前の会社が造っています。（ＢＣはBiochemical Creationの略らしい。なるほど）和歌山は梅の他に山椒の栽培も盛んで、その二つを梅酒としてドッキングしたのがこれです。唐辛子も微量に入っています。ミスマッチ？と思いきや、これが実に合うんです。梅酒の甘みのあとにほんのり感じるピリピリとした味わい。この感覚は微炭酸に似ているかもしれません。もちろん、梅のさわやかな香りも存分に楽しめますからご安心ください。上質な山椒の粉を入れると、また美味しいという噂も。本当かな？普通の梅酒に飽きた人におすすめ。私はロックで飲みましたがとても美味しかったです。

  2007年02月01日

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  泡立つにごり酒

  月うさぎ。瓶も名前もロマンチックなこのお酒。奈良の梅乃宿酒造の日本酒です。少しだけ白濁した日本酒に、細かい炭酸ガスの泡が美しいです。原材料が米と米麹だけとは信じられないフルーティーさ。まるでスパークリングワインのように甘くさわやかです。アルコール度数が缶チューハイほどしかないので、お酒が弱い方でも楽しめると思います。繊細な味なので、魚の刺身などあまり脂っこくないものとよく合います。イタリアンやフレンチにも合うそうです。今度試してみようかな？ここの酒造は、目の行き届く範囲の小さな蔵。そして蔵には若いスタッフがたくさんいるそうです。丁寧な仕事と若い力がこのような新しいお酒を造っているのですね。

  2007年01月28日

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  芋焼酎で作った梅酒

  芋焼酎仕込みのうめ酒。いわさきホテルズの総料理長が監修しているそうです。指宿の白露酒造で作っています。私自身、芋焼酎が好きなせいか芋臭さを感じることもなく、非常にまろやかで飲みやすい梅酒でした。冷蔵庫で冷やして食前酒として飲むと、その後の食事がぐんと進みます。梅酒の宿命として少し甘めなので、毎日チビチビ飲む感じです。それにしても。数年前、食前酒としていわさきホテルで出され、「おいしいなあ」と思いながらも何となく買いそびれた梅酒。そんなお酒に、偶然入った九州文化邑で出会えるなんて。日々いろんなものをつまみ食いしていると、時にはこんなこともあるんですね。

  2007年01月25日

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  活き活きしぼり生酒

  大分の国東にある、萱島酒造。西の関というお酒を造っている酒造です。ここの活き活きしぼり生酒は、加熱殺菌を一切行っていない文字通り生酒。１月から３月までの限定販売です。ひんやりしたところで保存しなければならない生酒だからなのか、キリリと冷酒で飲むのがいちばんおいしいです。ひとくち飲むと、とろんと口に入ってすうっと染み込む感触が味わえます。味わいはあっさり目の辛口です。熱燗が恋しい季節ですが、暖かい部屋で出来たての生酒を楽しむのも時には良いのではないのでしょうか？一般の酒店にはほとんど並んでいないので、購入希望の方は酒造に直接お問い合わせください。

  2007年01月22日

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  お酒？調味料？梅みりん

  みりんで作った梅酒です。その名も梅美醂。岐阜の白扇酒造で３年かけて丁寧に作られた本みりんに梅を漬けてあります。このみりん、これだけでも飲めちゃうくらいまろやかでいい味。きつい甘みは一切なく、まるで食前酒のよう。これで作った梅酒ももちろんまろやかでいい味です。梅酒の概念というよりも、みりんの概念を覆されました。それもそのはず、我が家は梅酒として頂いていますが、これで鶏の蒸し物を作ったりマリネを作ったりお菓子を作ったりなど料理に利用するシェフもいらっしゃるようです。梅酒としても、みりんとしても。濃厚な手作りの風味が贅沢な気分にさせてくれます。

  2007年01月20日

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  屋久島のまぼろし芋焼酎

  世界遺産にも指定されている屋久島。そこの三岳酒造で製造されている芋焼酎の三岳は、おいしさもさることながら入手困難な焼酎として有名です。この焼酎は友人の屋久島みやげとして頂きました。それまで芋焼酎に苦手意識があった私を、芋焼酎好きにさせた記念すべきお酒。お湯割りにすると、芋の香りがふんわりと立ちのぼり、味もマイルドで非常に飲みやすいです。芋焼酎の入門篇におすすめ。屋久島グッズを集めたやくしま市場では購入できることが多いようです。取り扱っている楽天店舗はかなり多いですが、在庫なしだったり金額のバラつきが激しかったりするので、複数店舗を見比べて購入することをおすすめします。

  2007年01月13日

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  楽しいスパークリングワイン

  高畠ワインの嘉スパークリングオレンジマスカット。オーストラリア産のオレンジマスカットを日本でスパークリングワインにしたものです。味は一瞬シャンメリーを飲んだかと疑うくらい、ジュースのように甘いです。口当たりが非常にさっぱりしていて飲みやすいですから、ついつい進んでしまって危険かもしれません。その証拠に、2人で飲んでいましたが15分で一瓶あいてしまいました。クッキーやクラッカーなどの軽食を食べながら楽しむのがおすすめです。ワインが苦手な人でも、これは楽しめること請け合いです。

  2007年01月12日

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  一升瓶のいなほ巻

  親戚の家で面白いものを見つけました。いなほという日本酒で、名前どおり稲穂で一升瓶を巻いています。形の華やかさがお正月らしくていいですね。茨城の山中酒造店という酒蔵が作っています。純米酒で味はあっさりしています。やや辛口とのことですが、私はけっこう甘く感じました。香りもきつくないので、けっこうスイスイ行けます。私もお年賀で持っていく機会があったら使おうと思います。

  2007年01月02日

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  酒飲み天国！ぽんしゅ館

  そこは新潟県。スキー場や温泉で有名な越後湯沢駅には、ぽんしゅ館という日本酒好きが狂喜するスポットがあるのでした。なんと、５００円で越後の地酒約１００種類が試飲できてしまうのです。まず、５００円でコインを５枚購入します。お猪口を持って、ずらっと並んだ地酒ラベルの前へ向かいます。好みの地酒が見つかったら、コインを１枚入れてお猪口をセット、ボタンを押せば適量の冷えた地酒が出てくるという仕組み。そう、わずか５００円で５種類（５杯）の日本酒が楽しめちゃうのです。〆張鶴も越乃寒梅も八海山も上善如水も、全て楽しめてしまうなんて。利き酒テストも出来ますから、舌に自信がある方は試してみては？（実は私、ここでもらった利き酒認定証をもらいました。　定期券サイズなので、ちっちゃ過ぎてどっか行っちゃったけど。笑）スキー正宗（武蔵野酒造）と越後鶴亀（上原酒造）がおすすめです。特に、越後鶴亀はラベルもかっこいいのでお土産でも。日本酒風呂も別料金で楽しめます。

  2006年12月31日

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  火気厳禁！日本のスピリタス？

  世の中にはスピリタスというアルコール９６％もある「私もしかしてアルコールランプの中身を飲んでる？」と錯覚させる恐ろしい酒がある一方、日本にもアルコール６０％の酒が存在するのでした。それは舞富名（まいふな）。沖縄・与那国では「孝行者」という意味だそうです。ホント、とんだ孝行者です。いや、いい意味で。その正体は、沖縄本島のさらに西の与那国島で作られている泡盛です。６０％なのに、驚くほどのまろやかさ。その芳醇な香りがブランデーに似ているという人もいます。そのままでももちろんおいしいですが、ロックで氷を溶かしながら飲むのもまた一興。表面をライターの火を引火させフランベ（？）して「アルコールが飛んで甘くなっておいしいよー」と言う人もいるらしいです。よいこの皆さんは真似しないでね！（未確認情報）同じ度数のお酒は、他にどなんや与那国があるのでいろいろ飲んでみて好みの味を見つけてください。私は舞富名がいちばん好みです。香りがいちばん合うみたいです。クバ巻き（クバという植物を干したもので瓶を巻いてある）の瓶がまた南国っぽいというか、お土産っぽいというか。しかし、あくまで６０％のお酒です。そこらで売ってるジンよりテキーラよりウォッカより強いお酒です。くれぐれも飲みすぎにはご注意を。火のそばに置くのは危険ですからやめましょう。

  2006年12月28日

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  ホワイトビールと禁断の果実

  クリスマスにふさわしい、飲みやすいホワイトビール。ベルギーのヒューガルデンホワイトです。禁断の果実と一緒に、近所のスーパーにも並ぶようになりました。ヒューガルテンホワイトはホワイトビールといっても、真っ白なわけではなく、普通のビールよりも色が薄いといった程度です。ビールもグラスもキンキンにおくと、より味わい深くなります。さわやかな風味がありますので、クリスマスらしい、動物性たんぱく質の料理にとてもよく合いますよ。同じヒューガルデンが作っている禁断の果実と飲みくらべるのもまた楽しいです。赤褐色のどっしりとしたアルコール度高めのビールです。ヒューガルデンホワイトのおいしい飲み方ヒューガルデン禁断の果実のおいしい飲み方

  2006年12月24日

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  復刻ラガー

  キリンビールが復刻ラガーを出しています。１０年ほど前にも一度出したことがあって、そのときの企画では確かビンビールだったのだけど、今度は缶ビールです。復刻ラガー(明治)と、復刻ラガー(大正)です。昭和は、クラシックラガー。そして、平成は普通のラガー。大勢で集まることが多いこの時期、４種類を飲み比べてみるのも楽しいと思います。私は明治にはまりました。苦味成分多数で、たまりません。印象としては、時代が新しくなるごとに苦味が減っていくイメージです。限定などと言わず、永久に発売して欲しい。そう、クラシックラガーのように。ただいま近所の量販店で大量箱買い中なのでした。ついでに、お酒を飲むときは同時にうんちくも語れると楽しさ倍増なので、キリンビール大学なども合わせてご覧ください。

  2006年12月17日

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