《THE DAY IN QUESTION》 -日本武道館- ☆BUCK-TICK☆
「あなたの好きな曲があります様に」クリスマス・イヴに届いた会報、あっちゃんのコメント最後の言葉。あったよ♪いっぱい、あったよ♪(*^^*)汐留のパークホテル東京から、地下鉄を乗り継いで九段下の日本武道館へ。予定では、30分前くらいに着いて余裕でグッズを買うつもりだったんだけど、何故か、いつもどおり開演予定時刻ギリギリに到着。あひぃー。(≧▽≦)ゞ昨年までなら構わずグッズ売り場に並ぶところだが、何せ今年のBUCK-TICKさんはほぼ開演予定時刻どおりに始まるという偉業を成し遂げていらっしゃるので(爆)武道館といえど油断は禁物! そそくさと場内へ向かう。今回は久々のアリーナAブロック♪綺麗に髪を巻き、丁寧にメイクし、その時に備える。←どの時だよ。(笑)アリーナ席入り口で、座席を確認しようと案内表示を見て驚愕!!A・B・C・・・と横並びの例年と違い、Aブロックが前列を占め、その後ろがBブロックとなっている。そしてワタシタチの席はA5ブロック。。。ぎゃっ!真ん中寄りだぁ!!!席に向かう途中、どんどん間近に迫ってくるステージに、思わず足がもつれそうになる。辿り着いたのは8列目の通路側、イマイとアニィのセットのほぼ正面。この時点でもぉ、天まで舞い上がり状態。(≧▽≦)20分押しくらいで客電が落ち『THEME OF B-T』が流れる中、ステージに張られたスクリーンに『BUCK-TICK』のロゴが映し出される。湧き起こる歓声と拍手。あぁ・・・始まるっ♪♪♪超~期待の記念すべき1曲目。 ドン ド ドドン ドドドドドドンアニィのドラムが力強く響く。 あああ!!!こ、このリズムはっ!!! 何と、再演は諦めていた『Brain,Whisper,Head,Hate is noise』だ♪♪♪\(~o~)/やっぱ、イイ!! 最高だ、この曲!! オープニングで既に胸がいっぱい。さらに『PHYSICAL NEUROSE』『悪の華』『MONSTER』と、息つくまもなく疾走。飛び跳ねるたびに、縦ロールの髪が頬に当り、こそばゆい。『ドレス』の時だったかなぁ、記憶が定かではないんだけど(^^;)歌い終わったあっちゃんが静かに天井の方を指さしたの。最初は「ん?」と思いつつ気にしなかったんだけど、あんまりずっとやってるし、何だか力を込めて催促するように指差してるから、何気なくその方向を見上げると。。。おおお♪♪♪\(◎o◎)/ 武道館の天井に、大きな薔薇の花が咲いてるではないか!!やっと気付いたお客さんたちから、一斉に歓声と拍手が♪あぁ、これを観てくれ!ってことだったのね。ゴメンね、あっちゃん。すぐに気付かなくて。(≧▽≦)ゞグリーンのライトで照らし出された薔薇の花、ここまで象徴的なのは珍しいけどBUCK-TICKのステージで欠かすことのできない大きな要素となっているライティング。昔からその幻想的で美しい世界には目を見張るものがあったけど、年々それはエスカレートし照明スタッフさんは手を替え品を替え、いろんなチャレンジをしてくる。毎回、それらを観るのが楽しみで、今回もメンバーそっちのけで(あっちゃんでさえ^^;)ライティングに見入ってしまった瞬間が何度もあった。特にこの薔薇の花と、《13th FLOOR WITH MOONSHINE》を再現したステージでの『Passion』の世界観は圧巻で、それが目の前に現れたとき鳥肌を通り越して胸の奥が震えた。ステージ前面、サイドの通路まで埋め尽くすキャンドルの灯り、バックに散りばめられたいくつもの煌く光、そしてスタンド席の壁の照明をも利用した、まさに武道館すべてが無数のキャンドルに彩られたかのような、あの完璧な世界観は、今までに体験したことのない究極の感動を与えてくれた。そして、それらを最大に活かし、荘厳なステージを創り上げるあっちゃんの歌声、アニィのドラム、ユータのベース、ヒデのギター、イマイのノイズ&パフォーマンス。こんなこと出来るのは、まさにこの5人以外にないわ。他の誰にも、出来ない。今回の選曲は、あっちゃんもMCで言ってたように「トリビュートしてもらった曲」中心。『ICONOCLASM』『スピード』『MY FUCKIN' VALENTINE』など比較的ライヴで体験できる曲の他に、『囁き』『六月の沖縄』『Living on the Net』『見えない物を見ようとする誤解 全て誤解だ』あたりのレアな曲もあったりして、わりとバラエティに富んだ内容になっていた。いくら「懐かしい曲をもう一度!」的な《THE DAY IN QUESTION》とはいっても、20年のキャリアがあるんだから、そればっかりに固執するのも何だかなぁと言う気もする。^^;それに最後は『JUST ONE MORE KISS』に『MOON LIGHT』と、客電全開の物凄い熱さの中、思いっきり歌い、飛び跳ね、叫び、笑ったから♪ もう思い残すことはナシ!そうそう、珍しくあっちゃんが「今日はちょっと喋ります」と前置きして短いMCがありました。(笑)トリビュートしてくれたことへの感謝、とか「楽しんでいってください」と。(*^^*)「また明日からよろしくお願いします」には爆笑しちゃったけどね。「いえいえ、こちらこそ」みたいな。(o_ _)ノ彡☆バンバン 最後の『MOON LIGHT』で、間奏のときだったかなぁ、あっちゃんが横を向いて笑ったんだよね~。アニィのことを見たのかなぁ~。その顔が、すっごい嬉しそうな楽しそうな最高の笑顔で。。。それを見た瞬間、何だかジ~ンと嬉しくなっちゃってさぁ。(笑)メンバーがはけた最後の最後、アニィがマイクスタンドの方に歩いてきて「え?まさか?!喋るのか??」って思ったら「今日はどうもありがとう」って。だよね?多分、そう言った・・・と記憶してる。(;^_^A過去の楽曲で構成された〔第一部〕と、今年のツアー《13th FLOOR WITH MOONSHINE》から抜粋した〔第二部〕という、今までにないタイプの'05《THE DAY IN QUESTION》。実を言うとね、今年も《THE DAY IN QUESTION》をやるって知ったとき、「今年はいつもと違ってもいい。もう一度、もう一度だけ、あの《13th FLOOR WITH MOONSHINE》の世界が観たい!!」って思ったの。でも、あれはあれで完結してしまったツアーだから・・・と諦めていた。もちろん、『ROMANCE』とか『DIABOLO』とか『夢魔-Nightmare』とかは、きっと武道館でも演ってくれると信じてた。けど、それは、あくまでもライヴの中の楽曲として、普通に演奏されるものと思っていたから、まさかこんな形で再現されるとは夢にも思わなくて。大好きな『DOLL』『Passion』まで演ってもらえて、本当にもぉ・・・感無量。ありがとう。本当にありがとうね♪(*^^*)☆ライヴ・レポ at.ファンモバ☆