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![]() 「海野君。ちょっ。」 航の腕を引っ張って。 腕を引っ張られた航、 「えっ…???何…???こ…ぐ…。」 鈴鹿、 「いいから。ちょっ…。」 ぐいぐいと航の腕を引っ張って、 「サッチン!!!」 佐智子の顔を見て。 佐智子、呆気に取られて、 「えっ…???えぇぇぇぇ…???」 「何すんだよ、小暮…???」 ぶすっとしている鈴鹿。 「あ…。あ~~。」 佐智子、可羊子とレミの両方を見て、変顔、 「あ…。あはははははは…。」 可羊子、口を尖らせて顔を傾げて、 「…???」 レミ、 「なになになに、カヨッチ…???」 廊下に出て鈴鹿、いきなり航の腕を投げつけるように離して。 「何やってんのよ。もぅ。あんたねぇ。みんなのいる前で。カヨッチの事。何考えてんのよ???」 一呼吸置いて。 「まだ転校してきてあんまり経っていないのに。」 傍で聞いている佐智子、 「……。」 すると航、 「はあ…???いや…。…って言うか、クラスの女子に、何か話をして悪いのかよ。」 そんな航に、 「悪くはないけど。何、頼みって…???カヨッチのお姉さん…。それが何…???」 「…いや…。俺は…ただ、矢島の姉ちゃん、ピアノ…弾くって言うから…。どれくらいの腕なのか…。」 「もしかして…。何か…、訳あり…???海野…く…ん…???」 今度は佐智子。 そんな佐智子の声に航、 「ん~~~。」 少し窓の外を見て、今度は顔を下に。 鈴鹿、 「ふん。」 航、おもむろに顔を上げて、 「実…は…さ。」 何故かまだ可羊子とレミの傍にいる敦司。 「な~に、やってるかな~~。航~~。」 そんな敦司の顔を見て可羊子、 「くく。」 レミ、廊下の3人を見ながら腕組みをして、 「一体、何…???」 鈴鹿、佐智子、 「えっ…???…マジで…???」 航、 「うん。マジで。まっ、そりゃ、無理かも…しんねぇけど。まっ、一応、ダメ元で…。」 佐智子、いきなり、 「無理でしょう~~。有り得ないでしょう~~。…いや…、私はカヨッチのお姉さんじゃないから…分かんないけど…。幾らなんでも…。」 鈴鹿、 「そんな…事…。考えて…、たんだ。海野君。」 その鈴鹿の声に航、 「うん。」 午後の授業まであと10分。 「しゃあない。カヨッチ~~。可羊子~~」 廊下から鈴鹿、可羊子を手招き。 可羊子、そしてレミ、 「えっ…???えぇぇぇぇぇ…???」 そして廊下に。 その後に続く様に敦司。 「カヨッチ~~。」 鈴鹿。 可羊子、 「ん…???」 佐智子、 「実はさ~~。…いや…、これは鈴鹿の方から…。」 鈴鹿、 「海野君、さっきも言った通り、カヨッチのお姉さんのピアノ…聞いてみたいんだって…。」 可羊子、 「ふん。それは良いけど…。お姉ぇにも…聞いて…みないと…。」 間髪入れずに航、 「なんとか…お願いしたいんだ。ダメ…かな…。」 口を尖らせてまた顔を傾げて可羊子、 「……???」 ![]() ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ![]() 【予約商品】★ 大きいサイズ レディース シンプル ニット セーター トップス / LL-4L セクシー ビッグサイズ ボーイッシュ 体型カバー 着痩せ トレンド 大人セレブ セレカジ 海外セレブ【取寄】 ![]() ハイネック リブニット レディース シンプルニット タートルネック ニット リブ ピンク 黄色 イエロー きれい色 長袖 秋 冬 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.18 17:36:16
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