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THMISmamaの~お洒落の小部屋~

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2023.12.27
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カテゴリ:カテゴリ未分類
手書きハート 「今、病院からそっちに向かってる。タクシーの中だ。」
真宮。

スマホから、
「あと、どのくらいでこちらに…???」
池辺の声。

真宮、運転手に、
「運転手さん、あと…。」

運転手、
「ここからだと~~、渋滞がなきゃ、30分ってとこでしょうかね。」

真宮、前を向きながら、
「30分だそうだ。」

「はい、分かりました。」
「まっ。ある意味、怪我人もいる訳で、駅まで歩いて、駅からも歩いて、なんて訳にはいかない訳で。」

スマホから、
「はい。分かっております。とにかく。お待ちしております。気を付けて。」

「おぅ。」

小埜瀬、
「分かりました。ありがとうございます。」

池辺がスマホで電話している姿を見ての優維香と悠里、
「課長~~。」

そんな優維香と悠里を見ての瑛子、
「あ、あ、うん。課長~~。」

池辺、笑顔でニッコリ。そして顔を傾げて、
「今、真宮部長から電話~~。」

阿寿沙、みんなに、
「みんな、ちょっと、ちょっと。」

その声で一気に静かになる。

池辺、そんなメンバーたちを見て、ニッコリと、
「ふたりとも、こっち向かってる~~。小埜瀬リーダー、心配掛けました~~。僕は大丈夫です~~。って。」

それを聞いてメンバー、一斉に、
「イェ~~~イ。」
そしてメンバーたち、何とか、いつもの雰囲気に。

そして…。その10分後、ある女性ふたりが、和洋折衷、舞華に。

女性が店員に、
「予約していた五條です。」

店員、丁寧にお辞儀をして、
「お待ちしておりました。ご案内いたします。」



そして、その15分後には…。

タクシーの中で真宮、
「ヨシ、着いた。」

小埜瀬、
「こごですか~~。」

「あぁ。」
真宮、
「運転手さん、ありがと。さすが~~。時間、正確~~。…って、予想より、早いじゃん。はは。」

運転手、
「ありがとうございます。」

真宮、財布から1万円を出して運転手に。

運転手、
「ありがとうございます。」

真宮、
「釣りは取っといて。」

運転手、いきなりびっくりして、
「いぇ~~。そんな~~~。」

真宮、降りながら、
「気にしない気にしない。」
そして、
「小埜瀬君、大丈夫か…???」

小埜瀬もドアから降りながら、
「えぇ。OKです。」

真宮、運転手、
「ありがとね。」
そしてドアをバン。

小埜瀬の背中に右手をトントンと。
「おし。」

店員、
「いらっしゃいませ~~。」

真宮、店員に、
「ジョエル。トラディショナル事業部。」

思わず店員、慌てたように、
「あ、はい。」
お辞儀をして、
「ご案内いたします。」

そして厨房の前を。

真宮、厨房の中を覗いて、
「兄貴~~。」

その声に詠一。
「おぅ~~~。ようやっと来たか。」
そして厨房から覗き込むように、
「大変だったな~~。えへ~~???」

真宮、頭を撫でながら、
「いやいやいや。」

詠一、麟と一緒にいる男性を見て、
「おっと~~。君が~~。」

小埜瀬、ペコリと頭を。
「すみません。遅くなりまして。」

詠一、右手を振って、
「いやいやいや。…でも…。その顔。」

「麟、来たの~~???」
いきなり駆け寄ってくる舞華。

麟、
「姉貴~~。はは。」

舞華、
「もぅ~~。心配したんだからね~~。」
そして、隣の男性を見て、
「あ、あなたが…。」

小埜瀬、またまた恐縮して、
「すみません。ご心配、お掛けしました。」

舞華、顔の数か所のガーゼを見て、
「うんうんうん。…でも偉い。そんな状態でも…。…うん。みんな、待ってるから。」

詠一も、
「おぅ。」

麟、
「じゃ。」

「おぅ。楽しんで。」
そして…、
「おっと~~。あんた。小埜瀬…君。だったか。」

小埜瀬、その声に、
「あ、はい。」

「あまり…。無理すんな。怪我の後の酒は…。」

その声に小埜瀬、ニコリと、
「あ、はい。ありがとうございます。」

詠一、ニッコリと、
「うん。」

店員、ふたりを部屋に。
「こちらです。」

いきなり真宮、部屋に入って、
「待たせた。」

その姿にメンバー全員、
「キャ~~~。」
それぞれが、
「来た~~~~。」
の声。そして、
「わ~~~~。」
そして、どよめき…。すぐさまそれぞれが、
「リーダー。」
「小埜瀬リーダー。」
「大丈夫ですか~~。」
一斉に小埜瀬の顔に集中。

真宮、そんなメンバーたちに、両手を、
「まぁまぁ。うんうん。」

池辺、ニッコリとした笑顔で、
「お待ち、しておりました。」
丁寧に頭を下げて。

そんな池辺を見てのメンバーたち。一斉に、真宮と小埜瀬に、
「お疲れさまでした~~~。」

真宮、また、
「みんな、待たせた。うん。すまん。」

すぐさま優維香、僅かに目を潤ませて、
「もぅ~~。部長~~。待ってたんですよ~~。」

そんな優維香に真宮、申し訳なさそうに、
「すまん、すまん。」

優維香、そして、小埜瀬の顔を見て、
「小埜瀬…、リーダー…???…大丈夫なんですか~~???」

悠里もその他のメンバーも、
「うんうんうん。」

小埜瀬、顔を傾げて、
「ん~~~。まっ。過去に…、何回かは…、こういう…状態は…、経験…あるんで…。」

真宮も含めてメンバー全員、
「うそ―――――っ!!!」








好きになれない。   vol,118.  「今、病院からそっちに向かってる。タクシーの中だ。」

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最終更新日  2023.12.27 05:31:31
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Re:「今、病院からそっちに向かってる。タクシーの中だ。」(12/27)   タクシーの中 さん

タクシーの中については、 0896240183 をどうぞ。

(2023.12.27 09:43:40)


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