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「…って言うか、元々この話、密着取材、話を受けたの、佐津香さんと課長なの。」
愛結美。 その声に、圭衣子と励、いきなり、 「え――――――――っ!!!」 吉竹、 「まっ。そういう訳だ。」 圭衣子と励、 「…って、部長‐―――――っ!!!」 吉竹、コーヒーを一口啜って。 いきなり菜帆子、 「ふふ。」 そして佐津香を見て。 愛結美、吉竹に、顔を傾げて、 「ねぇ~~~。部長~~~。」 語尾を上げて。 菜帆子、手を叩いて、 「かかかか。」 そして、 「理恵子さんが~~。最初、部長に電話したんだって~~。でも、そん時、部長、何度電話しても、出なかったんだって~~。」 愛結美、ニコニコと、 「うんうんうん。」 圭衣子と励、吉竹を見ながらも、 「はい…???」 理江子も右眉を歪めて口はニコリと。 菜帆子、続ける。 「でぇ~~。仕方なく~~、理江子さん、まずは課長に電話して~~、そして…、次には佐津香さんにも電話~~。」 吉竹、申し訳なさそうな顔で、 「まま。まぁな。」 それぞれがコーヒーを…。 菜帆子、ニコニコと。 「…でぇ~~。この密着取材の話を佐津香さんと課長が受けた~~。」 圭衣子と励、菜帆子を見て、 「う~~っそっ!!!」 「でぇ~~。」 菜帆子、 「そこから話が発展して~~。実は。理江子さんと~~。大貫さん。こちら二方、晴れて、ご結婚されます~~。…と、言う事~~。」 いきなり圭衣子と励、体を伸ばして、 「え――――――――っ!!!…凄~~~~っ。」 圭衣子、理江子と大貫に、 「おめでとうございま~~す。」 励も、両手をパチパチと、 「きゃ~~~。凄~~。おめでとうございま~~す。」 愛結美、 「ふふふふ。」 菜帆子、 「…と、言う訳の、社長の、おしあわせに~~。…なのです。はい。」 寿永流と理江子、思わず顔を赤らめて、お互いに顔を見せ合い、そして圭衣子と励に、コクリと、 「ありがとうございます。」 そして菜帆子、佐津香に、 「報告、終わり。」 佐津香、 「かかかかか。でかした。」 圭衣子、自分の左隣の椅子に座っている順平を見て、 「…って言う事は…、当然、あんた、順平もこの事…。」 順平、コーヒーを一口。圭衣子を見て、目を真ん丸に、 「うん…???…はい。知ってましたけど…。」 その瞬間、圭衣子、思わず順平の首を両手で。そして、そのままグリグリとさせて…。 順平、喘ぐように、 「あ、あれ…???」 圭衣子、 「なんで男のあんたが知っていて、教えてくんなかったのよ~~。」 順平、 「あぇ~~~~。」 そんな圭衣子と純平に、思わず笑い転げるメンバーたち。 愛結美、 「まぁね~~~。…でも、今回のこの話。もの凄い、偶然も繋がってるから~~。」 その声に吉竹、 「はは。うん。」 圭衣子と励、愛結美を見て、 「へっ…???」 「まだ…、何かあんの…???」 愛結美、ニタリとして、 「実は~~。」 その時、 「あん。」 佐津香、 「愛結美~~。ストップ、ストップ~~。そろそろ食事にしない…???…みんな…、お腹空いてきたでしょ。」 メンバーを見回して。 その声に愛結美、 「あ、お~~。」 菜帆子も、 「おっと~~~。」 佐津香、理江子を見て、 「理恵子さん…???」 理江子、ニッコリと。 「そうね。」 そしてカウンターの方を見て、 「伽璃菜~~~。」 カウンターの傍でホールを見守るように立っている伽璃菜、ニッコリと、 「了解~~~ぃ。」 順平、 「確かに。腹、空いてきたわ。」 数秒後、運ばれてくる料理たち。 その料理を見てメンバーたち、 「うわ~~。美味しそう~~。」 「いい匂~~い。」 「ははは。旨そう~~。」 「はは。うんうんうん。こいつはいいわ~~。」 「いやいやいや。」 「う~~~ん、何とも素敵~~。」 「ピッツァ~~。」 未梨、 「はい、どうぞ~~。召し上がれ~~。」 伽璃菜もメンバーたちを見て、 「ふふふふ。」 そして、 「あ。男性の方々、ビール、如何かしら。いつまでもコーヒーのままじゃ。」 佐津香、 「さすがは伽璃菜さん。出来てる。商売上手。」 その声に理江子もニッコリと伽璃菜を見て。 伽璃菜、 「小埜瀬課長…???」 愛結美、小埜瀬を見て、 「おほ。課長、名前覚えられちゃった。」 小埜瀬、また思いっきり、照れながら、 「あ。いやいや。はは。すんません。…んじゃあ~~。お言葉に甘えて。」 伽璃菜、ニッコリと、 「は~~い。」 そして順平にも、 「順平さんにも…???」 いきなり順平、目を真ん丸にして、 「えっ…???…僕も…???あは。」 そしてメンバーたちを見回して…。 菜帆子、 「凄いじゃん、順平まで名前、覚えられて。」 順平、頭を掻きながら、 「はい。すみません。お願いします。」 伽璃菜、ニコニコと、 「は~~い。只今。あ、吉竹部長さんは…???」 いきなり吉竹、びっくりして、 「えっ…???…いや。俺の…。」 自分に右手人差し指で指差して。 「俺の名前まで…???」 伽璃菜、笑顔で、 「理江子からしっかりと情報、頂いてますから。」 吉竹、まさか。的な顔で、 「あ、いや~~。こりゃ、驚いたね~~。はははは。あ、はい。ビール、お願いします。」 好きになれない。 vol,215. 「密着取材、話を受けたの、佐津香さんと課長なの。」 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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