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2018/05/23
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カテゴリ:雑感
「勝ち負け」が「善悪」を上回るスポーツ根性は嫌いです。





一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。

骨を彩る [ 彩瀬まる ]

繊細で味わい深い。彩瀬さんは「あのひとは蜘蛛を潰せない」に続いて2冊目。人、とりわけ女性の心情のニッチをついていて、男性の自分としては非常に興味深い。自分の骨は相当な怪我をしない限り正常な状態では見ることができない。それはまるで、心情が具体が見えないのと似ている。他人には見えない複雑な心の動きが、実は秘かに華やかに彩られていることもあるのだ。骨はちゃんと外界や他人に共振しているのだ。この作品は読むと何かが骨に響く。目に見えない心の骨に響いたのだと思う。・・と、タイトルの意味について思考させられた。





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Last updated  2018/05/23 07:09:57 AM
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