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おばあさんが、信号がまだ青にならない横断歩道を渡り始めた。
そのおばあさんは、隣りの人が渡り始めたから、 自分も渡り始めたのだ。 信号を見ていない‥というより、腰が曲がっているので、 見ようとしない限り、信号が目には入ってこないのだ。 だから自分の近くにいた人が動き始めたから動いたという状態。 最初から信号を見ていないのである。 私たちも時々こういう状態の時がないだろうか? 携帯ばかり見ている時。ぼんやりとしている時。 音楽を聴いている時。考え事をしている時等々‥。 信号を見て動くのでなく、 近くの人が動き出したのを気配で感じて動き出す。 私もそういうことがある。 仕事の段取りを何となく考えていて、 周りにつられて横断歩道を渡りかけてしまうのだ。 ぼんやりとした目に信号の色が入ってきて、 ハッとなって足を止め、慌てて元の場所に戻る。 目の前を信号無視した人が渡っていく。 その人は自分の意思で渡っているので、結果は自己責任。 でも無防備ではない。 ところが自分の意思など持たないままに、 単につられて動いてしまう私は、無防備である。 無防備だから事故を回避できるかどうか定かでない。 だいたい若くないのだから、瞬発力は皆無である。 というか、そういう状態になったらきっと体が硬直して、 全く動けなくなってしまうだろう。 これが一番危ない。 おばあさんのように腰が曲がっているわけではないのだから、 きちんと目の前の信号を見て、責任もって行動するべきだ。 万が一事故になってしまったら、自分だけの問題で終わらない。 相手にも迷惑をかけることになるのだから、 責任をもって行動したいものである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年08月26日 06時00分08秒
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