★貯金と貯筋
「あれっ?30代からだったっけ?」それは筋肉量が減少するグラフを見て、私は記憶を辿って考え込んだ。私の記憶では、筋肉量が減っていくのは、40代だったと記憶している。 ん?これって私の都合の良い解釈で、記憶を勝手に塗り替えた?‥とか。(^_^;)運動嫌いな私のやりそうなことだと、首をすくめる。でも実は、昔のデータでは40代だったのかも?と、少し悪あがきをしてみたりして‥。 「ゲンキの時間」で、筋肉量が年齢と共に減少してくグラフを出していた。それによると、何も対策をしない場合、30歳から徐々に、筋肉量が減少していっている。その折れ線グラフは、50歳まで緩やかに下がっていってた。そして50歳から折れ線グラフの下降の角度が、極端に下がっていってるのだ。 もう一つ気になったのが、60歳からの男女の下降の違いである。60歳までは男女同じ歩幅で減少しているのだが、60歳からは1.5倍~2倍の差で、男性のほうが筋肉量が減っているのである。 これって、仕事を辞める関係かな?女性は仕事をしているいないに関係なく、家事が存在する。男性のように、会社を辞める前と後では、極端に動く範囲が減るわけではない。 掃除、洗濯、食事の準備と、毎日するべきことは、変わらずそこに有る。その違いで、60歳から男女差が大きくなっていくのかな?90歳ともなると女性の筋肉量が、30歳の時の約20%減少ないのに対し、男性は30%近く減っているのだ。‥怖っ! 勿論女性だって減少しているのだから、何も対策しないと、その内朝起きるだけでもシンドイ、な~んてことに、なりかねない。実際50歳を過ぎると、歩く速度も落ちてしまうようだ。 番組で「筋肉は何歳からでもつけられる」というサブタイトルがついていたように、いつから始めても、筋肉量は増やせる。‥有難い!そして老後に備えて貯金と同時に貯筋(筋肉を貯める)を、しようというのだ。←上手いことを言うではないか! 特に下半身の筋肉を貯めるのが、重要である。何故なら人間の下半身の筋肉は、体全体の約60%を占めているからだ。なので、下半身を重点的に筋肉量を増やすべきである。 第一動けなくなったら、体だけでなく心も痛手を受ける。心と体は連動しているので、心身共の健康が必須だ。改めて、筋トレの重大さを、浮彫にされたのである。