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mikanmamaの図書館通い日記

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今日、読んだ本はこちらです。


題:ルドルフとイッパイアッテナ
著者:斉藤 洋、(絵)杉浦範茂
発行:講談社

私は子どもの頃に、この本を読んだことがあったんですが、大人になってからもう一度読んでみました。
この本の対象年齢は、小学生3~4年くらいだそうです。

お話のあらすじは、

『リエちゃんに飼われている黒猫のルドルフは、ある日、トラックへ乗って、思いがけず遠くの街へと、たった一人で行ってしまった。
その街で、大きな野良猫のイッパイアッテナに出会う。ルドルフは、物知りなイッパイアッテナから、野良猫として生きるルールを教えてもらったり、人間の字を教えてもらう。
そんな日々の中、リエちゃんの住んでいる街の名前が分かった!
ルドルフは、もう一度大好きなリエちゃんに会える?
そう思った矢先、ある事件が起こって……』

という感じの、飼い猫から野良猫になっちゃったルドルフの冒険話です。
物語は、猫の視点で書かれていて、楽しく面白いです。

子どもの頃に読んだ時は、何も思わなかったんですが、今読むと、勉強になることがたくさん書かれてありました。

例えば、人とうまく付き合う野良猫ルールを、イッパイアッテナが教えてくれるのですが、これはそのまんま、人間同士でも言えることだなぁと思いました。

『(人から)くれた分だけもらって、それ以上ねだらないこと』
『しょっちゅう一軒の家に(エサを)もらいにいかず、一度行ったら、しばらくは、すくなくとも、2~3日は間を開けること。そうしないとずうずうしい猫だと思われて、しまいには嫌われてしまう』

これ、本当に大切ですよ。
時には、人の好意や優しさに甘えてることも大切ですが、きちんと距離感を保たないと、やがて嫌われてしまいますもんね( ;∀;)

何か物をもらったとして、『もっとちょうだい』なんて言ったら、やっぱり気持ちよい人間関係は続きません。

猫から見た世界を通して、大切なことを教えてくれている本なんだな、と感じました。

あと、猫たちの熱い友情も見所です^^






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最終更新日  2020.07.14 19:23:48
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