牧神の午後への前奏曲/海
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲/海/遊戯/夜想曲、デュトワ指揮、モントリオール交響楽団。マラルメの象徴詩をもとに書かれ、作曲家の名を不朽のものとした「牧神の午後への前奏曲」。夜明けから刻々と変わる海原の一日を描写した「海」。印象主義という新しい音楽語法を確立し、20世紀音楽の扉を開いたドビュッシーの多彩な技法が駆使された4作品を収めたアルバムです。フランス音楽の演奏にかけては他に並ぶ者のいないデュトワとモントリオール交響楽団の、繊細な感覚による洗練の極致を示す演奏でお楽しみください。(CDジャケットより)クラシック音楽は決して全てが癒しの曲ではないと知ったが、マラルメ、ドビュッシー、デュトワとフランス尽くめのアルバムはモーツァルトと並んでヒーリングの最右翼だと思う。マラルメの難解な詩「牧神の午後」は全く理解しないけれど、音楽を聴いて想像するのは自由だから、好き勝手に羊のごとく跳ねている。