流石の世界的奏者、でしたよ。
というわけで、金曜日は大阪フィルさんの定期演奏会に行ってきました。曲目等は以下のとおりです。 大阪フィルハーモニー交響楽団 第580回定期演奏会 2024年7月19日(金) フェスティバルホール 曲目 ベートーヴェン 序曲「コリオラン」 作品62 ウェーバー クラリネット協奏曲第2番 変ホ長調 作品74 ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 作品68 指揮 ロベルト・フォレス・ベセス 独奏 ダニエル・オッテンザマー(クラリネット) ドイツ古典派からロマン派の正当派の巨匠3人の曲が並んだ鉄板プログラムでしたが、やはり楽しみだったのは世界的にも有名なクラリネット奏者、オッテンザマーさん登場のコンチェルトでした。ウェーバーの器楽曲はファゴットの業界でも大切なレパートリーですが、クラリネット業界でも同じように大事にされている曲です。そんな超メジャーな曲なだけに、逆に奏者の評価もされやすいところでしたが、いやあ凄いの一言に尽きました。特にピアノ、ピアニッシモを出しやすいとは言われるクラリネットですが、それでもあの表現はそう見事にはできないよ、なことを見事に演奏されて、でした。なかなか世界レベルに触れる、ということは容易いことではないだけに、貴重な演奏を聴かせてもらえて大満足、でした。 アンコールは自作自演の曲を演奏してくれましたが、こちらも同じくピアニッシモの表現で魅せられましたよ。 メインのブラームスについては改めて。