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テーマ:障害児と生きる日常(4432)
カテゴリ:自閉症関連
昨日の映画のアップの後に、こういうニュースもまた考えてしまいますが、
石川県の金沢大学での試みが話題を呼んでいます。
ホルモンで自閉症治療 金大などが臨床試験
金大医薬保健研究域医学系の東田陽博教授らの研究チームは、 知能障害がある自閉症の治療で、愛情や信頼の気持ちを 生み出すといわれるホルモン「オキシトシン」が症状を 改善することを検証する臨床試験に乗り出す。 世界に先駆けて客観的に治療効果を判定し、 オキシトシン治療の確立、定着を目指す。 チームは金大や東北大などの合同で、文部科学省の 「脳科学研究戦略推進プログラム(脳プロ)」の「精神・神経疾患の克服を 目指す脳科学研究(課題F)」に採択された。 プロジェクトは5年間で、予算は年間1億3500万円。 臨床試験でオキシトシンの効果を観察するほか、 オキシトシンが効く仕組みの研究や診断法の開発も進める。 臨床試験では15歳以上の男性患者80人に 32週間ずつオキシトシンを投与し、投与していない グループと比較して効果を分析する。 東田教授らのチームは昨年、オキシトシンを使用した 自閉症患者の症状が改善したという臨床結果を科学誌に発表している。 現在、オキシトシン点鼻薬は自閉症の治療薬として 日本の薬事法で認められておらず、海外から輸入して 個人的に使用するしかない。 東田教授は 「効果に加えて安全性なども確認し、 オキシトシン治療の一般化につなげたい」 と話した。
富山新聞より転載。。
また、自閉症者の雇用に関しても。。
高機能自閉症の人々をソフトウェアテスターとして育成するプログラムが、 なかなかの成功を収めている。
アスペルガー症候群という名称でも知られる高機能自閉症の人は、 高度な数学能力が一般的なプログラマーよりも優れており、 退屈なトラブルシューティング作業も難なくこなす。 Aspiritechは、OracleやMicrosoftなどの著名企業を 顧客に持つデンマークのSpecialisterneを手本にし、 ソフトウェアテスト業務に特化したプログラマーを雇用しているという。
尚、日本でも似たようなサービスを提供している企業があります。 今後は、こういう企業が増えていく時代かもしれませんね。
Kaien 社長のブログ。 (海外メディア 『自閉症児に配慮した「ライオンキング」 ブロードウェイで上映』 )
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