カテゴリ:ヒストリー
昨日は古本屋で水上勉著の「湖笛」という本をかってみた。
主人公が京極高次という設定な珍しい本だった。 では冒頭部分を紹介しよう。 ~この弱小な武将を、権威におもねり、節を屈して生き延びた、「転向」することで、戦国乱世に延命できた、と誇るのはたやすい。生き恥さらして、迷いに迷いながら生きた、京極高次には、しかし、白い一本道をのんきに歩くことだけが人生ではなかったのである。小我を捨てて、大我を生きるのもまた世に出るものの根本義であった。~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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