カテゴリ:ヒストリー
奥羽を片目で治めた戦国武将、伊達政宗。
伊達家に代々仕えた、家老の鬼庭綱元はあるとき政宗を自邸に招いて能や宴で政宗を饗応した。 しかし、人一倍グルメな政宗は、どうも宴の飯が粗末なもので気にくわなかった。大豆飯にイモノコ汁、焼き鰯。このことを宿老の伊達成実にもらし、成実が綱元に問いただすと・・・綱元はこう言った。 「殿はかつての人取橋での合戦の折、生きて帰れたら大豆飯とイモノコ汁、焼き鰯を食べたいと言っていたではないか・・・」 と反論。 綱元は政宗が一番死を覚悟した「人取橋合戦」のしかも30年以上前の約束を守ったのである。これを聞いた政宗どうすることもできなかった。 人間、昔に言ったことはよくあるものである。時々、自分も他人に言われてハッと思い出す時がある。 追伸・大河ドラマで綱元の父、佐月を演じた、いかりや長助さんの演技は忘れられない。人取橋での討ち死にのシーンはジーンとくる・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/09/27 07:26:00 PM
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