カテゴリ:ヒストリー
涙を流してしまいました・・・・
高橋克彦著の「天を衝く」を咳をしつつ、鼻を垂らしながら、涙を浮かべ一気に読みました。 何回も読んでいるのに、今回が一番泣けたかもしれない・・・・ 今も泣いていますよ。(日記書きながら・・・・w 「おまえは、馬鹿者じゃったが、儂も大馬鹿者。すっかり狐どもに化かされた。なれど本当の馬鹿者はあやつらじゃ。もはや互いに何も言うまい。馬鹿を相手にしたとて、ただくたびれるばかり。お前はあの世で九戸党を率いて新しき国を作れ。怒らずに儂の居場所も用意しておけよ。政実、聞こえたか」 「天を衝く(高橋克彦著)」 薩天和尚が政実の塚に向けて語りかけている場面である。 三巻の容量は膨大だが読んでみる価値は十二分にある。 作者が7年かけたというのもうなずける。 「心は九戸党」 私も北出羽物語開設当時の初心に帰らねばなるまい。 大きくなったツケがまわってきた。 ところで、岩手県一戸町の「九戸の乱」関連の姉帯城跡には、 「落城400年の城」 と書かれた看板があるそうだ。落城を誇りに思う、それだけ素晴らしいことなのだろう。 では、箱ティッシュの枚数も減ってきたのでこの辺で・・・w お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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