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2008.10.30
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カテゴリ:映画館で観た!!
★★★★
……★は5個で満点、☆は0.5点です。
ネタバレ有りなのでご注意。

★ストーリー
リストラを機に帰郷した、チェロ奏者の大悟。高給と短い労働時間にひかれ、求人に応募した彼だが、その内容は棺へ遺体を入れる納棺師という仕事だった。戸惑いながらも大悟は、さまざまな境遇の遺体と対面していくことに。
★スタッフ&キャスト
[監]滝田洋二郎  [総]間瀬泰宏  [脚]小山薫堂 [撮]浜田毅  [音]久石譲  [編]川島章正
[出]本木雅弘  広末涼子  山崎努  余貴美子  吉行和子  笹野高史 
[制作データ] 2008松竹[上映時間] 130分

以上は http://www.walkerplus.com/movie/title/mo6033.html より


★映画から受けるイメージは“優しさと諦め”かな?

人は誰も死から逃れられない。
歳老いて看取る者がいない不幸。
子供を置いて死ぬ不幸。
若くして親よりも早く死ぬ不幸。

“不幸”“死神”“ハイエナ”“穢れ”のイメージを纏いつつ、人の死に際して必要な納棺師=【おくりびと】。

チェロの柔らかな音がよくマッチしていた。
《本木雅弘》の透明感とボケとユーモアのある演技が嫌味無く、妻役の《広末涼子》も1歩間違うと典型的でイヤな感じなのをなんとか押さえたなぁと思った。

灰汁の強い《山崎努》の演技はしかし流石。
達観した部分を上手く魅せてくれた。

行方不明だった父親の死を看取る事が出来た《大悟》は運命の不思議を感じただろうか?
図らずもその役の《峰岸徹》が亡くなってしまい遺作となった作品は、尚運命的である。

こういう仕事をしてみたいと思ったことがあるけど、大変だな~って素直に思ったよ。





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Last updated  2008.10.30 15:49:24
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