とあるラーメン屋(独立するさかさんへ)
どんなにうまいものを作ってもどんなにいい素材にこだわっていても、食べてくれる人がいないと、その店はつぶれる。 まず、周囲の人にそれを認め、きてもらえないと話にならない。 人が来るところには何か魅力があるのだ。 内容はもちろんだが、いかにそれを多くの人に認めてもらい、喜んでもらい、さらに人を集めるか。そうなるように、戦略をねり、労力を惜しまず品物のクオリティーを高める研究をする。 集めるだけなら、簡単にできるだろう。以前あった餃子屋のように、20人分1時間以内で完食したらタダにします。(数字は確かではない)とやればいい。もしその餃子がうまいものでなければ、その店は開店して半年と持たずになくなってしまう。そういう店を高校時代に何軒も見た。 本当に美味しければ、5年は持つかもしれない。しかし、5年経っても変化のない味だと客は飽きてしまうし、うまいものがどんどんできているのでそちらへと流れてしまう。今は5年のサイクルではないが・・ いいもので当たり前、一生懸命で当たり前、そして、うまくて当たり前。さらに、うちは他にはない○○○がある。 そんな経営をしていないと、時代とライバルにやられてしまう。 経営とはそんなものだ。と、考えている。