アトピー1年後。
昨年の今頃は悲惨だったなあと、今だからできる話もある。もうステロイドは使わないと昨夏に使用を断ったところ、訪れたのは激しいリバウンド。膿や汁や臭いが体内からかゆみとともに吹き出して、顔はかさぶたで覆われ引きつったようになり、表情まで変わったっけ。もうわけがわかりませんでした。ステロイドなど西洋医学の薬は「症状を抑える」というだけで根本解決にならないものは多い。その「抑え込む」ことで表面的には繕えていたものが、実は体内の見えないところで溜まっていたんじゃないか。今はKAIも私もそう理解するまでになりましたけれど。場合にもよりますが、過去には当たり前に使われていた解熱剤も「熱が出ると脳をやられるからちゃんと飲んで」だったのが、熱は体内で病気と闘う免疫力の正常な反応なのだから自然にまかせる方がいいと言われるようになったり。医師の意識の高さにもよりけりなので、聞かされることもいろいろなんですけどね(だから、治療の方法について自分が納得できるように、普段から広い情報を得ておくことも大事だと思うのです。薬の知識ばかり増えてもダメでしょ?)。薬は病気を治すためではありません。症状を抑えるためのもの、進行を遅らせるためのもの。そのために副作用が伴うのだとしたら、リスクの方が心配なのだってあるでしょう。と、まあいろいろ思うことあり、医師にチクリと言われるのにも耳も貸さずにやっているわけですよ。まだ治癒というには時間がかかりそうで、長い道のりだなあと思っていましたが、最悪の時期から1年経ってみると「はー、随分よくなったなあ」と。先日も、赤みが強くて今日は酷いという状態だったのに関わらず、知人は「KAIくん、キレイになってるねー」ですと。毎日見てるからマヒしてますが、周りの人たちにとっては劇的な変化のようです。先日、昨秋には4,5日に1個を空にするほどの使用頻度だったクリームも、最近ではかなり使用が落ち着いてきました。中からの改善がうまくいっているでしょう。排出するものは排出して、食べ物に気をつける、そして足りない栄養を補う。肌ケアだけに頼らなくなった結果か、先日より注文し忘れでクリームを切らしてしまいましたが、なんとか乗り切っています。私たちにすれば快挙ですよ。去年なんてクリーム切らしたら血まみれで一睡もできない状態でしたからねぇ。そんなこんなアトピー生活。クリームも先ほど届いて、ほっとひと安心。