ドン・キホーテ@ニーナ・アナニアシヴィリ_グルジア国立バレエ
久しぶりにニーナのバレエを見に行ってまいりました。本日の公演は「ドン・キホーテ」7月27日(金)18:30~主なキャストキトリ : ニーナ・アナニアシヴィリバジル (理髪師,キトリの恋人) : アンドレイ・ウヴァーロフ娘が大のニーナファンであり、この公演は見逃せないといったところです。出産のため、しばらく休養していたニーナですがあの迫力は全く変わらず、華のあるバレエを堪能させていただきました。ニーナとウヴァーロフは極めて息のあったコンビであるということを改めて感じさせられた本日のドンキ。とにかくお二人の切れのあるバレエと間の取り方が素晴らしい。随所にファンサービスがあり1幕の二人のパ・ド・ドゥではウヴァーロフが片手リフトの際にそのまま3~4歩前に進み出したので拍手喝采となっておりました。目立つところでは2幕の酒場のシーン。ニーナがロングジャンプでウヴァーロフに飛び込み、そしてキャッチ、さらに片手で支えられたニーナがそのまま弓なりに反り返りポーズするなど目を見張る場面が多々ありました。3幕のニーナのフェッテも頭上に片手で扇を掲げながらくるくると華やかに回り、ニーナパワー全開といったところです。超絶技巧のところばかり書き綴ってしまいましたが歌舞伎で言えば見得を切るような見せ方がニーナは本当にお上手で、一挙一動に感動があります。最後のカーテンコールでもサプライズの連続で何度もウヴァーロフがニーナを超絶技巧リフトをしたまま登場したり、そしてニーナのお嬢様も登場したりと最後まで楽しめる素晴らしい公演でした。ちょっとだけ感想をかくつもりが長くなってしまいました。