ウィークエンド・クッキング・ロール

肉まん、豚まんの季節がもうすぐだ。
コンビニでは今やいつでもあるメニューになってしまったし、人形町・今半の惣菜店では
すき焼き肉まんがちょっとした名物になってこれまた一年中売ってたりする。

私の最も好きな肉まんは行きつけの砂町銀座の「上海肉まん」だ。
随分前に撮影はしていたのだが、この夏の暑さで掲載を躊躇していた。
ここのお店についてはテレビ東京の某街情報番組でも紹介されて、一時は行列ができる賑わいをみせていた。最近は随分落ちついた様子で並んでいても5,6人といった感じだ。
店頭で蒸したてを購入し、この商店街を散策しながら食べるというのがいつものパターンなのだが、5,6個と持ち帰りる客も少なくない。
というのも1個たったの120円だからだ。
その上、味がいい。誰しもが言うようにコストパフォーマンスが高い。
具はいたってシンプルで豚ミンチがほとんど。また皮がもちもちなのだ。

先日、店頭で海老入り焼きそばをやり始めていた。
お祭りみたいに歩きながら食べるといった感覚で始めたのだろうが、残念ながらこの商店街を両手をふさいで歩きながら食べるのは不可能に近い。
混雑しているにも拘らず自転車に乗って通行するおっちゃん、おばちゃんが多いからだ。
商店街を一度往復するだけで何度もぶつけられそうになる。従って十分に前を向いて歩いていないとこれを避けることができない。
せめて自転車は降りて通行していただきたいものだ。

そんなちょっと不愉快な思いもさせられる商店街ではあるが、ここの肉まんだけは是非ともチャレンジしてもらいたい。中華街なんかに行かなくても十分に満足のいくこと間違いなしだ。

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