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カテゴリ:お店
人形町通り・水天宮前の交差点にあった本屋「PISMO」がなくなった。 10月16日、突然に店を閉めてしまった。 そしてその週末には本から棚まで一切合財あっという間に撤収してしまった。 残されたのはこの張り紙のみ。 町行く人々が張り紙を覗き込んでは残念そうに去って行く。 私もその一人だ。 この本屋は今流行の本の配置をしてこなかった。 人形町通り側の入口付近は情報誌、料理関係の本を並べた。 新大橋通り側は児童書が置かれた。 チェーン店の本屋が必ずといっていいほど、入口付近=女性誌なのだが、これをやらない 個性のある本屋だった。付録だらけのみっともない雑誌を全面に出さなかったのだ。 だから私はこの本屋が好きだった。 友人との待ち合わせにも良く使った。 いつも待ち合わせの30分前に行っては本を手に取った。 暑い夏の日は涼みにも寄った。 本当に残念でならない。 もしかしてどこかに越しただけなのか?でもこの張り紙からは何もわからない。 あまりにあっさりした幕引きに思えてならない。 さて、もうひとつ。 こちらも呆気ない幕引きだった。 人形町通りのいわば名物的建物だった中華屋「明華園」がこれまたあっという間に改装され、 7Day's ショップになってしまった。 それも一階の部分のみを改装してオープンしたものだから、こんな変てこな状態だ。 人形町通りには3軒も7Day's ショップが前から存在していたから、これで4軒目になる。 中華屋の一階の客席全部をこの店にしてしまったから、他の7Day's ショップよりもかなり 大きい。 何故かオープニングの最初はわけの分からない時計、アクセサリーが売られていた。 時計1000円、2000円。アクセサリーも1000円。どれも中国製だろう。 この中華屋が美味かったどうかは別として、なんだか悲しい。 古いものが淘汰されてしまうのは仕方ないと思うが、どうしてこういった店ばかりしか生き残れないのだろうか。 この町は昼も夜も賑わいのある場所だ。 地元からの出店は今や難しいのかもしれないが、もうちょっと気の利いた店が出来て欲しい。 あーなんだか寂しい気分だな。 *励みになりますので、是非とも ↓クリックお願いします! ↓クリックお願いします! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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