ウィークエンド・クッキング・ロール

本日のメニュー
○鶏もも肉のポルチーニクリーム煮
○等々力コシュカのトラディシュナルバケット
○サラダ
○白子ソテー

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冬の食材「鱈の白子」を使った料理を作ってみた。
鱈の白子も2種類あって、真鱈とスケトウダラ。
スーパーにおいてあるのは大抵スケトウダラのほうだ。最近は、冷凍技術の進歩のお陰でアメリカ産のとても新鮮なスケトウダラの白子が安く手に入る。
真鱈の白子となると日本産だと1パック1000円は軽くしてしまう。

白子の代表的な料理はなんといっても「白子ポン酢」だろうが、今日は洋風に仕上げることに
した。
まずはハーブ塩と黒胡椒で臭みを抑えてからパセリを混ぜ込んだ小麦粉をまぶしてオリーブオイルでこんがりと焼く。
中はトロトロ、外はカリカリ。
簡単だが、この時期だけ楽しめる極上の逸品と言えそうだ。

等々力・コシュカのバケットを買いに行った時間が良かったようで、丁度焼きあがったところだった。
このしっかりしたバケットを用意すると、本格的なメインが食べたくなる。
そこでYお得意のポルチーニを使った煮込み料理となった。
ポルチーニを使うと秋の料理のイメージがあるが、実のところいつ食べても美味いと感じてしまう。独特の香りは一緒に使った食材を一気にポルチーニ色に染め上げてしまうといっても
過言ではないだろう。

来週は早いもので震災から1年が経つ。
思い出すのも辛いものだが、ほとんど割れてしまった食器類もなんとか復活もしたし、
震災の影響かどうかは分からないが、いろいろなものが動かなくなったり、壊れて修理が必要になったりと個人的にも大変な1年であった。
春になって何かが劇的に変化するとは思えないが、ポルチーニのようにたったひとつの食材で何もかもが驚くほど美味くなるみたいなそんなことがあってもいいのかもしれない。


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