きっと空が青い

いつも、夕飯の用意をする頃には

疲れがピークで、

献立を考えていなかったら

もう台所に立つのもイヤになるところ。

（なので　余談ですが

一週間分のだいたいの献立を、日曜に考えています）

でも　今日は

『こうやって、料理を作れるっていうことは

幸せなことなんだなぁ・・・』

と　しみじみ思った。

古い仕事仲間の　Ｔさんから

友人のお母さんを担当してもらえないか

と相談があった。

今日　まずは

Ｔさんの友人（娘さん）とお父さんに会って

お話を伺ったが、

ご本人（お母さん）は長年　精神のご病気であるが

手帳を受けておらず

しかも　ご長男も同居であることから

介護保険での生活援助ができない

と役所から説明を受けておられた。

複雑な家族関係。

複雑な病状（病名病状が4つも付いていた・・）。

ご主人も数年前から身体障害があり、

崩壊寸前の生活環境。

なのに

介護保険サービスからも

精神障がいの福祉施策からも

漏れてしまっていて

今の今まで

何の援助も受けずに来られた。

谷間にすっぽりと落ちたように。

娘さん（結婚して別居）とお父さんの

お話を聞いていて

いろんな意味で

これは　大変なケースだと

思った。

身体の機能的には問題ないのに

精神状態から　日常生活に支障があるのは

ご本人が　自分自身を許せない

受け入れられない

そして　また精神状態が悪化する

という　悪循環になる。

辛いだろうな・・・　と思った。

誰だって　好き好んで

病気になるわけじゃない。

誰だって　明日

身体が　精神が、病むかもしれない。

あ～しんどい　

と言いながら、ご飯作りができる

ってことは　決して当たり前の事じゃなく

幸いなことなんだ。

今さら　だけど。。　

まずは

精神福祉手帳の申請の手続きを

進めることになった。