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テーマ:†黒執事†(563)
カテゴリ:黒執事
月刊Gファンタジー9月号黒執事、感想です。
今回でサーカス編は終わりでしょうか。 静かな終わりでしたね。 坊ちゃんが屋敷を燃やしてしまったとき 犠牲にしてしまった子供達がこの先生きていくだけの力は無いのだと、 そこまでを考えるくらい冷静だったようには見えませんでしたが でもそう考えて坊ちゃんは子供達を救わなかったのでした。 悪魔という力が隣にいるのに 坊ちゃんがどことなく頼りない存在に見えますね。 最後にスマイルが、というか坊ちゃんが セバスチャンの前で大声で笑うんです。 それは自分を含めた人間を嘲った笑いなんですが。 坊ちゃんのしている事はお父さんと一緒かもしれませんが お父さんとは別の物を見ている気がします。 それはケルヴィン男爵が憧れた、 キレイな世界とは別の物だと思います。 (・・・だ、ダメだ、何かわたしが描くと可愛い感じのセバスチャンになってしまう!!) そしてセバスチャンが言うんです。 「だから人間って面白いんですよね」 小野さんの声が聞こえた気がいたしました(^^) サーカス編は決して好きなお話とは言えませんが というか、あんまり見たくない場面も多々あったお話でしたが 今回の終り方は好きでした。 ラストの 廃墟にセバスチャンとシエルが立っているのが その 荒れた景色に立っている2人が 何の希望もない景色なのに どこかにまだ希望があるような そして傲慢で醜悪で嘘つきな人間を更にまた知ることになった後に もうどこか優しい感じさえあるような悪魔さんが 何かよかったです・・・ね、 何か好きでした(^^) 次からのお話は・・・まだシリアスが続いてもいいかな、と思ってみたり(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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