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カテゴリ:本や漫画の感想
の前に! (またもすみません)
久しぶりの地震でした‥‥。 今日は一人でいたので机の下に隠れて またしても長い揺れで 揺れが長いと3月11日を思い出すんですよね、どんどん揺れがひどくなるんじゃないかって もう早く終わってくれ~~って思いながら机の下にいました。 揺れがおさまってテレビをつけたら緊急地震速報が画面に出てました‥‥(^^;) 今回はこうしてパソコンもできてます、停電等はありませんでした。 津波、来たんですよね? もう地震はしばらく無しでお願いします。 特にあさってなんて わたし海に結構近いところに行くんです。 本当に地震はしばらくおさまっててほしいんですが‥‥。 で、久しぶりに本の感想を書こうと思います。 「医学のたまご」というタイトルですが 内容は中高生向け。 子供におすすめされて読みました。
というのも こちらの作者、海堂尊さん、 「チーム・バチスタの栄光」を書かれた方なんですよね。 (今知ったんですが「マドンナ・ヴェルデ」も海堂さんが書かれたんですね) って 実はすみません、チーム・バチスタ、今も確かドラマあってますよね? ‥‥見た事ないんです‥‥(^^;) ですが うちは連れ合いと上の子が好きなんですよ‥‥(^^;)
で、この「医学のたまご」は子供向けという事で 上の子も興味を持った訳です。 で 医療モノは滅多に見ないわたしも読んでみたんですが これ、まず本が横書きなんですよね。 そういうところでも読みやすかった。 世界的に有名なゲーム理論学者を父に持つ、とある学力低めな男子中学生が まぁ ズルなんですけど お父さんの作った潜在能力試験で日本一をとってしまったばっかりに そこに目をつけた大学教授のもとで いきなり一緒に研究をする事になってしまった‥‥ というのが事の始まりだったんですが 文章が‥‥最初は嫌でした。 この男子中学生は父親をパパと呼ぶし 心の声がまたアレで、「ちょっと待ってよセニョール」だの「そんなの無茶苦茶のチャチャチャのチャ、だぜい」だの そういう感じの文章で 最初はこのいきなり大学に通う事になった中学生の戸惑いやら優越感やらが書かれてて うわ~‥‥読めない‥‥と思ってたんですが 途中から さすがチーム・バチスタ(すみません、知らないくせに‥‥m(__)m) どうやら自分を研究室に引き入れてくれた教授が すごい悪い人だったと分かったあたりから 俄然面白くなりました!! もう お金のためにマスコミを使って派手に自分たちの研究を宣伝するし この男子中学生を引き入れたのももちろん研究費をもらうためだし ろくに確かめもせずに誰よりも先に「ホントだったらノーベル賞ものだぞ」みたいな研究を書こうと そのためだけに主人公を使い 立場が悪くなると主人公に罪をなすりつけ ‥‥という この教授に 男子中学生が挑むお話なんです(^^) 何かこういう事情ってありそうだな~って思うし 悪いと分かってそういう事がまかり通ってそうだな~とも思える。 そこにまっさらな中学生が まぁパパの助けも借りつつ でも挑むんですよね~。 ただ 教授の悪事が主人公たちによって白日のもとにさらされた時より この教授が実はすっごい悪いやつだった~~!!って分かった時の方が 何故かすごい面白かったです(笑) うわ~、実はこの人こんな事考えてたんだ~って。 この本の最後に海堂さんが 「医師や看護師になんか絶対なりたくないと思ってる人へ。 この物語はそうした人にぜひ読んでもらいたいのです」 って書かれてました。 病院でどんなことが行われるのか、医師や看護師はどういう人たちが知っておく必要があるのです、と。 この本に書かれている病院は そして多分わたしの知らないチーム・バチスタの病院も とんでもない事を考える人たちを抱えている場所なんでしょう。 多分そういう現状を知ってください、というよりは どうしてこうなってしまったんでしょうか、というのを考えてください、 どうしたらいいのでしょうかという事を考えてください、というのが この本からのメッセージみたいなものなのかなぁ‥‥と思ったりしました。 わたしは医療関係のドラマ、映画等は滅多に見ないんですが 今月は実は子供につきあわされて「神様のカルテ」も見に行く事になってます‥‥(^^;) こちらも櫻井翔君ですよね、さっきも書きましたけど。 いや、医師までは何か許せそうな気がするけど 執事は違う!(笑)、とまだ言ってみます(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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