１～６月の経常収支、10兆5101億円の黒字【日本経済新聞】

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2017年08月21日

カテゴリ：日本経済

2017.8.8 日本経済新聞

財務省が８日発表した６月の国際収支状況（速報）によると、海外との総合的な取引状況を示す経常収支は9346億円の黒字だった。
　黒字は36カ月連続。
　ＱＵＩＣＫがまとめた民間予測の中央値は8276億円の黒字だった。
　貿易収支は5185億円の黒字、第１次所得収支は5072億円の黒字だった。

　同時に発表した2017年１～６月の経常収支は10兆5101億円の黒字、貿易収支は２兆531億円の黒字だった。

(引用ここまで)

財務省のプレスリリースから表を2点引用しました。

　贅沢を言っても始まらないのですが、貿易収支の黒字幅が前年同期比で縮小、サービス収支も前年同期比で悪化しております。
　喜ばしい点としては、輸入・輸出ともに増加していることで、経済活動が活発化している点です。
　もっとも、2017年上半期の輸入・輸出の大幅増は、日本に限った話ではなく、潜在的敵対国である中国(19.6％増：人民元ベース)や韓国も大幅に増加しているわけで、手放しで喜べるわけではありません。
　
　ともあれ、経済活動の回復基調は事実であり、少なくとも消費税増税までは続くと思われますので、新たなニュースを見かけたら更新していきたいと思います。

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