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早朝から、温かい風が強く吹きまくっています。暴風雨の傾向が 京都にも影響がありそうです。 野田慎内閣が今日発足するようです。ノーサイドの人事そして どじょうのどろから這い上がる政治。今までにない言葉では 実直なイメージを与えた野田新首相、期待してよいのでしょうか。 地獄の政権だけに、泥沼から蓮の花を咲かせて欲しいです。
【二条城3.】 大広間を過ぎますと、更に奥に、【黒書院】と【白書院】があります。 【黒書院】は、奥御殿で、将軍と親しい諸藩の大名の内輪の対面所です。特に 紀伊・尾張・水戸の「御三家」で、「大政奉還」の審議は、この部屋で行なわれたといわれています。注目すべき襖絵は、「狩野探幽」の弟「狩野尚信20歳」の桜の絵が、描かれ、兄の豪壮に対して、とても和やかな、優しい落ち着きを感じさせる襖絵です。 【白書院】いわゆる、【大奥】で、将軍を囲み、将軍にお茶を運ぶ「女官」控える「局」と控える「女官」が、人形で表しています。襖絵は、狩野兄弟のお師匠 「狩野興以」の「山水画」です。 此処より、折り返し、牡丹の間・ソテツの間そして、二条城から手渡される、パンフレットに「鷹」の図がありますが、大広間の裏「四の間」に豪快な「老松にとまる鷹」の絵に、目を輝かせてくれます。 この部屋の左方の欄間には、牡丹、往路大広間の三の間がその裏側になり、同じ欄間に「孔雀」が彫られている事に、ご注目下さい。厚さ35cmkの幅で、異なった「彫刻」がなされています。 老中の間そして最後に「勅使の間」を見て、下足した場所に戻ります。 部屋数33室・畳数800畳余り有るそうです。 とても広くって、第一段階ここから時間がないので、引き上げるが多いです。 更に、玄関の出て、右手に「庭園入り口」があり、 特別名勝・二の丸庭園 【二条城二の丸庭園】(特別名勝・国宝並み)小堀遠州作庭。 豪壮な石が並び、瀧が流れ、石橋・鶴島・亀島と配置良く、庭園の「要素」を備えています。 庭園入り口を入って、直ぐ右手に、先ほど巡った「二の丸御殿廊下」の軒下をのぞいてみますと、「鴬張りの仕組み」が見えます。 内堀 本丸御殿 此処で、引き返す方も有ります。堀の橋を渡りますと第三段、【本丸御殿】天明の大火で、焼失、現在は京都御所に在った、旧桂の宮御殿を移築されました。 庭園は明治時代に作庭、精洋風に作られています。 【天守閣跡】天明の大火の直前、落雷で焼失しました。現在平坦な空き地に、なっています。 天守閣跡 本丸を出ますと、京都北部で採取された【加茂七石】が見られます。 鞍馬・貴船あたりの川から集めたものです。 加茂七石 帰路。【清流園】江戸時代に「角倉了以屋敷」から建物の一部と庭石800個を譲り受け全国から名石300個と集め、「和風庭園」と「洋風庭園」を作庭。茶室もあり、大茶会とか、国賓の接待所に利用されました。 清流園 土蔵。収納庫(米蔵)そして台所・御清所には、人形が有り、「お毒見役」も、見られます。 二条城を一周するだけで、可也の道程となります。 観光で急ぐ人は、二の丸御殿だけでひきあげられるようです。 残念ながら、御殿内は全て、撮影禁止で、それだけに素晴らしい 文化財が豊富にありながら、皆様に見てもらえず残念です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.02 05:48:30
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