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CNおばさんの本と映画と猫と雑記

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2020年12月31日
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今年は75冊読了。

少なっ!

一ヶ月6冊しか読んでなかったのかぁ・・・

週に1冊強か・・・

昨年は89冊読了でした。

昨年もだいぶ読む量が減ったなぁと感じていましたが、

今年は更に減少・・・

12月に入ってからは、本当に読んでいません。

読みたい本がなかなか見つからない・・・

読んでも数ページで挫折したり・・・

どうしちゃったんだろう・・・

好奇心が薄れて来ているのかなぁ・・・

多分なんですが、

今年は2月から新しい職場に就職して

慣れるまで本を読む余裕がなかったかと・・・

集中して読めないから、

読み終わるまで時間がかかる・・・

最近やっと仕事にも慣れて来て、

何だったら一番新人なのに

指示飛ばしたりするようになっちゃってっから(笑)

本来のワタクシの姿がそろそろ出始めて来た模様(笑)

今日も帰りにご挨拶した時に

先輩さんより「どうか末永くいて下さいね」

な~んて言われちゃったりしてっから(笑)

初めの頃は大変だったけど、

壁を乗り越えて頑張りました!

新しい人がなかなか続かない職場・・・

12月1日から入った人は3日で辞めちゃいました・・・

ワタクシも11㎏も痩せた位だから

結構ハードではありますけどねぇ・・・

そんなことより今年の読書ベスト10!だ~!

・・・・・・・・・・・・・・・

第10位!

水上勉「ブンナよ、木からおりてこい」

2020123101.png

カエルのブンナを通して見る生きる事・

命の大切さを教えてくれています。

水上さんは最後に言っています。

「凡庸に生きることが如何に大切であるかを、

親は先ず自分の心の中で抱き取って、

子供に話して欲しい」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

第9位!

水上勉 「父と子」

2020123102.png
高校で担任教師を小刀で刺してしまった息子と

児童本販売商売が

うまくいかない父親との二人旅を通して、

学校とは、社会とは何か、

そして現代の人間の生き方を問う物語。

・・・・・・・・・・・・・・・・

第8位!

宮本 輝 「いのちの姿」

2020123103.png
宮本さんの自伝的エッセイ集5篇。

宮本さんは持病のパニック障害を抱えた事で

「得た宝もの」があると言います。

「他者の痛みが少しはわかるようになったということだけでも

充分ではないだろうか。」

「それからもう一つ、

心の力というもののすごさをわが身で知ったこと」

「さらに、悪いことが起こったり、

うまくいかない時期がつづいても、

それは、思いもかけない良いことが

突如として訪れるために必要な前段階だと

信じられるようになったのだ」

と語っています。

・・・・・・・・・・・・・

第7位!

畠山 建二 「本所おけら長屋十四」
2020123107.png
毎度おなじみの笑いあり涙ありの

時代小説。

今年は2冊新刊が出たので嬉しい~。

相変わらず落語のオチよろしく

心を豊かにしてくれる物語に

毎度、励まされています。

・・・・・・・・・・・・・・

第6位!

安住 洋子 「夜半の綺羅星」
2020123106.png
再読本。

勘当された達造と女中だったおたえの物語。

岡っ引きの下で走り回って事件解決をする達造。

おたえちゃんの健気な姿がとても好きです。

・・・・・・・・・・・・・・・

第5位!

金子 成人 「追われもの」
2020123105.png
時代物ハードボイルド。

盲目の兄を助ける為に奔走する丹次。

スリリングな流れにいっき読みしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・

第4位!

藤沢 周平 「橋ものがたり」
2020123104.png
10編の短編集。

様々な人間が行き交う江戸の橋を舞台に

男女の喜怒哀楽を描いた時代小説。

特に好きな作品は「小ぬか雨」。

人殺しをしでかし、

追われた新七と名乗る青年を匿ったおすみ。

新七とおすみの

束の間の数日間で訪れた不意の恋。

出会いと別れのせつなさが

「小ぬか雨」のような情景となります。

・・・・・・・・・・・・・・・

第3位!

向田 邦子 「夜中の薔薇」

20201231向田邦子
60編程の短いエッセイに美しい言葉がてんこ盛り。

向田さんの男前な言い回しや表現が気持ち良いです。

いつもバッグに入れて何気ない時に適当なページを

開いて読むとほんわか心が落ち着く一冊です。

・・・・・・・・・・・・・・・

第2位!

畠山 建二 「本所おけら長屋十五」
20201231おけら長屋
やっぱり鉄板だな~

おけら長屋シリーズ最高です!

笑って泣いて・笑って泣いて・

そして、ほっこり感動!

・・・・・・・・・・・・・・

第1位!

西條 奈加 「心淋し川(うらさびしがわ)」
20201231心淋し川

江戸の片隅の貧しい長屋住まいの住人の物語。

心淋し川と呼ばれるどん詰まりのような淀み川。

そこに住む住人達は、

この川のように

人生に行き詰まりもがいていました。

そんな環境でありながらも、

住人同志助け合い、

何とか環境に順応する強い姿が

切なくて悲しくて・・・

それでいて希望のある物語でした。

西條奈加さんの作品が本年の

ワタクシのベストワンでした~!

(パチパチパチパチ~!)

・・・・・・・・・・・・・

コロナ・コロナの一年でしたね・・・

自粛が長かったので

本をたくさん読めそうなものですが、

仕事への集中の年でもあり、

今年は読書も辛抱の年となってしまいました。

さて来年はどれだけ読めることやら(^^)

・・・・・・・・・・

本年もワタクシのひっそりブログに

お越し頂き大変感謝申し上げます(^^)m(__)m

来年も地味な日々を綴って行きたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します!(^^)m(__)m

皆様良いお年をお迎えくださいませ~!





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最終更新日  2020年12月31日 23時59分15秒
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