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カテゴリ:投資・株主総会記事
4月13日木曜日 午後2時
青空がひろがってやや暑いかんじの東京です。 中国から黄砂がとんでくるとの予報もあり、やや西の空が白く見えます。 東京駅近く、茅場町の鉄鉱会館。 今年も8階会議室で第46回ピープルの株主総会です。 ![]() ピープルは乳幼児玩具メーカー。 ピタゴラスブロック、ぽぽちゃん、ねじハピなどの玩具が主力。 総会開始は14時ですが、会場に入れるのは15分前から 今回の総会は召集通知とあわせてお子様お孫様への案内も同封されていました。 会場内にキッズプレイコーナーを設置しているので、ぜひご一緒にというもの。 いつもの総会場内の後方がキッズスペースになっており、おもちゃで遊べるようになっていて、 実際10名程度?の子供が遊んでいました。 まず、桐渕社長から事業報告、対処すべき課題などの説明。 海外販売が前期比91%増加したことで、35%増収。 一方で海外販売は利益率が低く、純利益は3.6%増にとどまった。 新中期計画として、世界共通の子供の好奇心に対応した商品開発と海外展開をしていくことなどが語られました。 その後、株主質問。10名から。 1(各総会でおなじみの株主)中国のウイグル地区で強制労働があるが、海外工場などでは大丈夫か (質問内容も毎度おなじみ) 中国、ベトナム、インドネシアの工場で生産しているが、事前に見学も実施、強制労働のようなものはない 2 アメリカ向けの粗利益率の低さは異常。不利な契約をしていないか アメリカ販売はターゲットとウォルマートが強く、ターゲット社に卸すディストリビューター(注:卸業者)と契約。価格決定権がこちらになく、アメリカ特有の状況。 3 議決件数の状況は口頭ではなくパネルで表示してほしい 次回に向けて検討 4 株主総会に子供も参加できるが年齢制限(注:6際頃までと表記あり)は必要か。 子供同伴でいいことをもっとアピールしてもいいのでは。 子供がいる家庭にも参加しやすいようにした。年齢制限については、学校がある平日であることも考慮。広報部門をつくってアピール中。 5 アメリカ以外の国への展開は これまでは日本向けにつくたものを海外向け展示会で紹介し、ディストリビューターに購入してもらっていた。 今後は世界に売っていくことを考える。 6 1問目について、南モンゴルやチベットにも人権問題があるが、見に行った工場は中国のどこ? 中国は広東省東莞(とんがん)市での電気機械の工場などもある地域で、ピタゴラスやアメリカ向け商品の工場。 他にベトナムのハイフォン、インドネシアの工場も見学し、工員とも話した。 7 株主還元について、もっとPRしては。大株主のバンダイナムコとの関係は。 (※大株主 バンダイナムコホールディングス 20.0%) 20年前にバンダイナムコに株を買ってもらったが、今はだいぶ方針が異なっていて直接経営に関与していない。今後に向けてバンダイナムコの川口CEOと相談中。 8 バンダイナムコと提携解消したほうが? 9 利益がでているのに減配になったが、配当方針は (昨期は配当性向100%の78円だったが、今期は58円に) 中期経営計画にある新商品開発に時間と費用がかかるため1億円をまわし、残りを配当に。 10 (男性株主)男親はあまり玩具がわからない。玩具売り場に併設されている遊び場がコロナでなくなったが、今後もどったらそこにおいてPRを。 日本の親は実際に見てさわって安心しないと買わない。海外はオンライン販売がのびたが、国内ではあまりのびなかった。今後商品にふれられる機会を増やしていく。 その後採決。 総会終了は15時半頃。 ここまで出席者は60名程度。 その後、別室(過去に懇談会場だった部屋)で、昨年に続き「第2回ピープルの会」という名の懇親会。 出席株主が増えたことで、総会同様に椅子のみのスタイルで30名程度出席。 ジェンダーフリーな商品開発に関する話と質疑応答の続き。 その一角にもキッズスペースが設置、数名の子供が遊んでいました。 総会のお土産 ・「魔法のわっか」 1320円 ・バナジウム天然水 280ml ![]() こちらは、会場内の展示商品の一部 ![]() ■過去の株主総会記事 2022. 4.13 2022 株主総会 ピープル お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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