ポセイドンの魔の仕業
ポセイドンは気性が激しいプライドの高い神である。 その手を1振り仰ぐだけで 海は荒れる。 人々はそんなポセイドンを恐れ敬い。 そして 毎日の海の幸に感謝していた。 そんなある日 気持ち良く寝ているポセイドンのもとに ゼウスからの使いがきた。 ポセイドンは使いの言葉を聞くなり激怒した。 ゼウスとポセイドンは、意見の違いからよく衝突した。 おのれ!ゼウスめ! そして幾たびか海は荒れ。 罪の無い人間がその犠牲になった。 人間は神という自然に勝てないのだろうか・・・・・・。 空を飛び 地にもぐり 海を走り 宇宙にも行けるというのに。 人間はもしかしたら1番大切なものを忘れているのかもしれない。 便利さを追求するあまり。 埋め立て地を作り、ダムを作り、道路を作る。 そこに生きている生物の事も考えずに。 勝手に下等な生き物と決め付けて。 人間はポセイドンと同じ事を人間以外の生物にしてきた気がする。 やがて宇宙のどこかから来るであろう生物に |*