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カテゴリ:身体・感覚
本を読んでいて本にはいりこむのでなく、いかに自分の感覚にひきつけて本を利用していくか、という視点をあらためて納得させてくれる本の紹介です。
「文献を探すための本(斉藤孝、佐野眞、甲斐静子著、日本エディタースクール出版部)」(ちなみに、斉藤孝は身体論の斉藤孝と同姓同名の社会学博士です) 「自分の関心とぴったり合うような、既成の書誌と巡り合うことはまずないと思わなければならない」 という文は「書誌」を「本」と置き換えても味わい深い一節。 自分にとって本当に「ぴったりの回答」ののっている本はない。本は著者とむかいあって話しているようなもので、必ず自分とのずれがある。 どこが違うか?著者との違いに、自分の興味や感覚を感じるヒントがある。 読書を「自分の関心や疑問を解く方法」のひとつとして、どのように本を探していくか、のヒントを与えてくれます。 この本はどう文献=雑誌、新聞、書籍を探したらよいか、ということを、いろいろな方法を取り上げて丁寧に説明してあります。図書館、書店、古本の使い方もかいてあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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