＊モナミ＊ SMAP･映画･本

ＳＭＡＰ・中居正広（２９）の初主演映画「模倣犯」（森田芳光監督、東宝配給）が８日、初日を迎えた。
東京・有楽町マリオン内の日劇プレックスには徹夜組２２００人が並び、東宝側では安全面を考慮し同日未明に劇場内に収容した。
また１回の予定だった舞台あいさつを急遽（きゅうきょ）４回行うなど、好調な出足を見せた。

作品は人気作家の宮部みゆきさんの同名小説の映画化。
中居は世間を騒がせる連続女性殺人犯、通称ピースを演じた。

３回目の上映後に舞台に登場した中居は「映画界のベッカムです！」とまずはタイムリーなあいさつで決め、観客から大声援を受けると「ＳＭＡＰの時はお客さんが来てくれると思えるけど、１人だとどれだけ来てくれるか不安だったので素直にうれしい」とニッコリ。

作品では普段の中居と全く違う魅力を見せた。
「基本的にはバラエティー中心」と牽制（けんせい）しながらも「まぁいい話がくれば」と次回作の期待も抱かせた。
東宝側では、初日大入りの手応えに「興収３０億円突破は確実」とみている。