『宇宙戦争』　戦争するまでもないかと…

2006.06.08

カテゴリ：映画

『宇宙戦争』

アメリカ東部のとある街で、突然激しい落雷が発生。
それとともに、地中から三本足の巨大なマシーン、
“トライポッド”が出現する。

人類をあざ笑うかのような破壊力で、
虐殺と破壊を繰り返す、トライポッド。

その場に居合わせたレイ（トム・クルーズ）は、
息子ロビー（ジャスティン・チャットウィン）と、
娘レイチェル（ダコタ・ファニング）を連れて、
必至に逃げ惑う。

しかし世界各国に出現したトライポッドの前に、
人類は、なすすべもない。

地球はずっと、地球外知的生命体から、
見張られていた…。

ほんとかいな？
そんな高度な知的生命体ならば、
そんなにチンタラ監視してる必要なんて、
ないと思うんだけど。

それに、そんな長い間、
トライポッドを地中に埋めとく必要、なくない？
上からドカーンとやっちゃえよ。

と、思ったとおり、あの探査触手？
あんまり賢くないヤツらだと見た。

だって鏡にダマされてんだもん。
もっと高度なセンサー、地球上にもあるぞ。

それに、ほんとに賢かったら、こんなに大げさな、
警戒心を煽るような方法じゃなくて、
もっと穏やかに、気づかれないうちに、
侵略しちゃうと思うんだけど。

侵略が目的ではなくて、破壊が目的なら、
こういう方法も、あるかもしれないけど。

破壊というか、人間を喰いたかっただけ？（謎）

これさ、逃げ惑うから見つかるんであって、
どこかでひっそりと隠れてれば、
見逃されちゃうんじゃないの？と、
こういうパニック映画を観るたび、思うのですが。

未知との遭遇シーン、電気はもちろんのこと、
車も動いてない、携帯も使えない状況なのに、
デジカメやビデオカメラで撮影でしている人がいる、
不思議（笑）。

この電磁波に当たっちゃったら、
ファンタスティック・フォーになるんだなきっと（爆）。

SFパニックものに、父子の確執を絡めてくる、
よくある映画。
超緊急事態なのに、親子喧嘩してる暢気さ（笑）。

娘も、ほんとに怖い時には、父じゃなく、
兄に抱きついちゃうし、パパかわいそう。

しかしまぁ、かわいくない娘（笑）。
キャーキャーわめいてうるさい！

と、演技なのにイライラさせるダコタ・ファニング、
さすが（笑）。

トライポッドに向かっていった息子だとか、
殺したがりの命の恩人とか、ほっときゃいいのに。

次は自分がやられそうにもかかわらず、
他人を助ける、アメリカ人のこれみよがしな、
博愛精神？

で、ママは普通に無事、と（笑）。
なぜか息子もママのもとにいる、不思議、と。

だったら娘も、兄と一緒に居た方が、
結局よかったのでは？（爆）

え？で？なに？
トムがやっつけたワケじゃないの？？
微生物？
なんじゃそりゃ！？

うーむ。。。
こういうの、決して嫌いじゃない。

基本的にSFはどんなものでも大好物だし、
宇宙人が出てきて侵略だのとかって、大好き。

なんだけど…。

トムであった理由が、分からん。
トムがやっつけたりするならば、まだしも。

父子の確執も、結局とけたのかとけないのか、
中途半端だったし。

なんでトム・クルーズ、この映画に出たんだろ？
いや、なんでトム・クルーズにしたんだろ？
こんなSFパニック映画に。

SFパニック映画をバカにしてるわけではなくて、
大好きだからこそ、トムじゃなくて、もっと若手の、
フレッシュな俳優さんの方が、よかったような…。

なんていうか、「トム・クルーズ主演！」
てんじゃなくても、十分だったんじゃないかと（笑）。

映像は、確かにすごかった。
破壊シーンも、ものすごい迫力だったし、
金かかってんなぁ…と思わせる（笑）。

エイリアンの喰いカスみたいなの。
ものすごい悪臭がしそうなんだけど、
それは、ないのかしら？

日本人は、アイツらを倒したのか！
しかも3体も！
さすがニッポンジン。
welcome ようこそ日本へ！（爆）