パパが危篤との連絡で、ちゃんと会いに行く、
孝行息子(笑)ブラック・ジャック。
義母レンカからの手紙に、口を出そうとするピノコを、
「これはプライベートな問題だ」と突き放したそばから、
ピノコの肩に手を置いて、
「お前にやって欲しいことがあるんだ」
このー、たらしめ!(爆)
やっと迎えが来て、父の豪邸へ。
そこには、亡き母の顔をしたレンカが。
「よく来たわね、黒男」
「その名前は、やめてください」
そりゃそうだろう。だけどその顔にしたのは自分だ。
そこに、義妹の小蓮登場!
紅蜥蜴=小蓮じゃなかったのか…。
脳卒中で、3日前から昏睡状態のカゲミツを前に、
一緒に住んで欲しいと提案するレンカ。
それを断り、カゲミツの手術をしようとする、
ブラック・ジャック。
それを、遺産目当てだと思う小蓮。
レンカに、ブラック・ジャックと住むよう言わせたのは、
ノワールプロジェクトのボス、ゼンマントク。
ゼンマントクは、レンカの父親だったのだ。
オペの準備をしにホテルへと戻るブラック・ジャック。
しかしそこには、「娘は預かった」の、置手紙が。
随分子供っぽい字だなぁ。ピノコが書いたと思ったが、
ピノコが書いたのだったら、「おくたんは預かった」だな(笑)。
一瞬意識の戻る、カゲミツ。
レンカの顔を見て、「みお…」。
悪党たちに囲まれ、ボコられたらしく、
傷だらけで椅子に縛り付けられている、
ブラック・ジャック。
顔は止めて顔は!
それでも、マイクロフィルムのありかを吐かず、
窓の外には、吊るされたピノコが。
そこに、カゲミツが死んだとの連絡。
「あたちのことはいいから、先生逃げて!」
ピノコのその姿を見てペンダントを渡すが、
ロープを切ってしまう悪党。
落ちる寸前、紅蜥蜴の鞭がピノコを救う。
「借りがあるからね」
殺し屋を雇ったのはレンカ、と伝えた紅蜥蜴だが、
刺されてしまい、ブラック・ジャックも殴られ気を失う。
気づいたブラック・ジャックの目の前には、
ゼンマントクが。
永遠の命を手に入れるための組織に、
父親の跡を継ぎ、我々と一緒に働かないかと、
持ちかけるゼンマントク。
「金持ちや権力者のための裏の医療機関だろう」
あなたの口からそんな言葉が出てくるとは。
その頃、柱に縛り付けられていた紅蜥蜴。
驚きの身体能力で、それを抜け出す。
「父はなぜ、お前たちなんかのために母や私を捨てたのだ!」
カゲミツとノワールプロジェクトとの関係を語りだす、
ゼンマントク。
母とブラック・ジャックを襲ったあの爆発は、
不発弾ではなく、カゲミツを組織へと戻そうとした、
ゼンマントクの脅しだったのだ。
それを知り、妻子に危険が及ぶのを恐れたカゲミツは、
自ら組織へと、戻ったのだ。
21年ぶりに再会した時も、
ブラック・ジャックに組織の手が及ぶことを恐れ、
「母を愛してない」と、言った父。
そして、それを知っていた、母。
なんだこの劇画調は…。
「私たちの家庭を、壊したな…」
そして、小蓮以外の娘の存在を告げるブラック・ジャック。
それが、紅蜥蜴だったのだ。
紅蜥蜴が怪我をした時に採った血から調べたDNAが、
カゲミツと酷似していたのだ。
そして、マイクロフィルムに隠されていた、
組織の顧客のリストが、ピノコの手により、
世界中に流されていた。
ピノコさん、語学のみならずPCもお手の物♪
隙を見て、ゼンマントクの元を逃げ出す、
ブラック・ジャックと、真実を知った紅蜥蜴。
しかし、脚を撃たれてしまうブラック・ジャック。
上半身ハダカ!
「血管も筋肉もめちゃくちゃだ。切るしかありませんな」
「この脚は断じて切らせん!自分で手術する!」
たった1発銃弾受けただけで?
レンカに連絡を取る、ブラック・ジャック。
「譲って欲しいものがあるんです」
「遺産なら、お前に渡すものはないわ!」
遺産ではなく、父の遺体を運んできた小蓮。
「約束どおり、パパの遺体を上げる。
だからもう二度と、私たちと会わないで」
ってコンタクト取ってきたのは、そっちだっての。
弱る体で、手術を続けようとするブラック・ジャック。
しかし、もう限界…。
そこへ、ピノコのメールを見たブラック・クイーンこと、
このみ先生が!
「この脚は、切らせないわ!」
やや無理矢理な登場だけど、その台詞は彼女に言わせたい確かに。
母の皮膚が移植されていた横に、
父の皮膚を繋いだブラック・ジャック。
やっと家族3人一緒に…。
まだブラック・ジャックを諦めていない、
ゼンマントク。
が、突然倒れてしまう。
やっと日本に帰国する、ブラック・ジャック。
空港で、自分の病院に来ないかと誘うこのみ先生に、
「ちょい待ち!そういうことはおくたんが決めゆの!」
そこに現れる、清楚な格好の紅蜥蜴。
が、ブラック・ジャックを狙っている男に気づく。
間一髪、ブラック・ジャックを庇って撃たれる紅蜥蜴。
「借りは、返したわ…兄さん…」
「ご家族の方ですか!?」
「いいえ、違います」
立ち去るブラック・ジャックとピノコ。
ものすごい、オリジナルですね。
不発弾は、組織の仕業だったんですって。
天才的な外科手術で世界を股にかけるのではなく、
悪の組織絡みで、世界を飛び回ってるし。
これを見て、手塚治虫はどう思うだろう…。
ランキングも
よろしくお願いします♪
【参考】
ブラック・ジャック-日テレ公式HP
劇場版『ブラック・ジャック 二人の黒い医者』
BJ |