＊モナミ＊ SMAP･映画･本

『グレート・ビギン』


太古から繰り返されてきた、その神秘。
テーマは、生命誕生。

地球、原子、水、海、大地…。
生命がいかに生まれ、
そして受け継がれてきたのかを、
ミクロとマクロの視点を駆使した神秘的な映像で、
ドラマチックに描き出す。

大自然の驚異と神秘、
ファンタジックなネイチャー・ロマン。


奇跡の星に舞い降りた、奇跡の生命の物語。

宇宙の始まり、生命の始まりを、
驚異の映像で魅せてくれる。

といっても、ディスカバリーチャンネルとか、
アニマルプラネットとかで見たことあるような。


でも、その中でも、驚きの映像が満載。

浜に打ち上げられ、溶けるクラゲ。
溶けたというか、砂に吸い込まれた？

あれでまた海中に戻って、
クラゲに戻ってたら、もっとすごいけど。


ヘビの卵の丸呑みシーン。
そこまでして食べたいんか！
と、思わず突っ込みたくなるような。

アゴを外すんだっけ？
どこかで読んだか見た記憶があるけれど、
口の横裂けるから！って、見てて痛くなるぐらい、
必死で卵を飲み込む。

そして腹の中で割り、殻だけを吐き出す。
ほんとに、オエ！って感じで。


子宮の中であくびのように口を動かしたり、
目をこする胎児の映像は、すごかった。

あれはどうやって撮ってるんだろう？
超音波映像を加工？してるのかな。

まさか、赤ん坊が入ってるのに、
子宮の中にカメラ入れたわけじゃないだろうし。

トカゲとか鳥の胎児の映像も、驚き。
あれはほんとに、どうやって撮ってるんだろう？

卵の中にカメラを入れて撮ってる、というよりも、
透明な卵の殻の外側から撮ってる、って感じ。


火の星に雨が降り、水の星になった地球。
その水の中で生まれた生命は、
次第に水から出る。

水の中では自由に動けた体も、地上では、
重力により、思うように動かせない。

重力は過酷。
それなのになぜ生物は、地上を目指したのだろう。
そこに何があると、思ったのだろう。


宇宙の始まりと、生命の進化の神秘に、
改めて畏れ入った一本でした。

【参考】
　ブレート・ビギン　オフィシャルサイト

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