春節的旅遊~富国島(春節の旅行~フーコック島篇3)
「ペッパーコーン」では、様々なアイテムを無料で貸し出しています。本、DVD、ゲーム、日焼け止め、サンオイル、シーカヤックやシュノーケリングの道具、マウンテンバイクetc。手続きいらずで、気が向いた時に自由に使えるさり気ないサービスです。おはまたちもマウンテンバイクを借りて、船着場や丘の上の寺院などを回ってきました。◎漁村フーコック島は、島民のほとんどが漁業従事者ということで、地元住民の集まる場所=漁村になります。図々しいかなと思いつつ漁民の生活エリアを歩いてみると、テトで漁が休みなのか、それとも仕事が終わった後なのか、おじさんたちが集まって賭けカード中。子供が走って遊んでいたり、おばちゃんが井戸端会議していたり、そこに何気なく野良犬が混じっていたりと、地元の人々の暮らしが垣間見えて、興味深いものがありました。 ↑漁村のそこここに放し飼い(?)の鶏や犬猫が闊歩している。 ↑海に張り出した長屋は漁民たちの生活スペース。風通しがよさそう。 ↑子供たちが「ハロー」と声をかけてくるのがアジアの田舎らしい。 ↑船着場にはローカルが利用するような眺めの良い食堂も。◎食堂こちらは、自転車散策の後で立ち寄った集落の中の食堂。フォー・ボーを始め、牛肉のホット・ポットに牛肉をトッピングした焼きそばなど、牛肉メニューの専門店ようです。 ↑炎天下でさんざん自転車を乗り回した後は、冷えたビールがうれしい。 ↑地元民が食べている正しいフォー・ボー。スープがお腹に落ち着く。そんなわけで、日本人にはあまりメジャーでないベトナムのビーチリゾート、フーコック島でございました。「島時間」が流れるのどかな島に、おはまの理想を形にしたようなホテルは、まさに、慌ただしい俗世間から逃げ込む隠れ家のようです。 ↑夜明けの海。いつまでもこんな島でいてほしいが・・・。とはいえ、北部のビーチに移動する途中には巨大なレジャー施設が完成し、空港直通のシャトルバスが団体客を次々と送り込んでいました。その周辺には、巨大ショッピングモールと別荘地帯を建設中。西側のビーチエリアにも背の高いホテルがどんどん建てられています。開発を嘆くのは旅行者の完全なるエゴですが、こっそりと隠しておきたいような素朴で美しい場所だけに、どうかそのままの君でいておくれ、と祈らずにはいられません。