カテゴリ:上海生活
知る人ぞ知る茶館「故園」は散歩の途中でほっと一息いれるのにぴったり。テーブルごとに仕切ってあって静かなので、会話を楽しんだり読書するのにおすすめ。クラシックなたたずまいの建物にはアンティークの家具や琴などが置いてあって、老舎(←清末期の作家)の時代にタイムスリップした気分になれます。
◎注文のしかた テーブルに案内されたら、扇に筆で書かれたメニューが出てきます(中国語ができない人は英語のメニューもあり)。烏龍茶とプーアル茶の高級茶葉は工夫茶方式(←中国式茶道みたいなもの)でサーブされるので2~3人で1種類を注文し、1人分の価格が書いてあるお茶は1人につき1種類注文します。 ↑茶館の中はこんな感じでアンティークがいっぱい。 ◎アクセス 【タクシー】 「復興中路×汾陽路」で茶館のある交差点まで連れてきてもらおう。提灯と大きな門が目印。 【地下鉄】 1号線陝西南路駅、または常熟路駅。どちらの駅からも徒歩15分くらい。 【バス】 古北方面から911番、945番。豫園方面から911番、920番などで陝西南路下車。淮海路の1本南にある復興路まで歩きます。徒歩で約10~15分。上海音楽学院の近くで、楽器屋さんがいっぱいある通りを南下したところ。 ◎予算 花茶(ジャスミンティ)や緑茶(龍井茶や碧螺春など)は蓋碗で出され、1人分で60~80元(約900~1,200円)ほど。高級烏龍茶の鉄観音などを頼むと2~3人分で200~350元(約3,000~5,250円)ほどになります。貴重な鉄観音では2~3人分で600~700元(約9,000~10,500円)になるものや、お値段が一桁ちがうプレミア付きの古プーアル茶などもあります。茶葉の販売もしていて50gから。 ←外観。 ←お茶請けいろいろ。 ◎おすすめメニュー 1人で試すには少々お高いですが、やはり鉄観音がおいしいです。小姐がお作法に従ってお茶をサーブしてくれますので、聞香杯でまず香りを楽しんでから、おちょこみたいな品茗杯でゆっくり味わいます(お湯は何度でも注ぎ足してくれます)。お茶請けにバナナチップスやかぼちゃの種、クッキー、おこしなどが出てくるのもちょいうれしい。 ◎評価 価格 ★☆☆☆☆ 必見度 ★★★☆☆ おもしろ度 ★★☆☆☆ ツウ度 ★★★★★ ローカル度 ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月13日 23時33分40秒
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