カテゴリ:上海生活
上海からちょっと離れた場所に出かけるのに便利な鉄道の乗り方をご紹介。目的地や予算に応じて軟座(1等席)・硬座(2等席)・軟臥(1等寝台)・硬臥(2等寝台)と分かれていますが、今回は一番使いやすい軟座の使い方を…。
![]() ◎切符の買い方 駅の切符売り場に行って買うのがノーマル。駅の切符売り場は当日券と前売り券の売り場に分かれているので、当日行っても(行き先によっては)買えます。ただ、駅の切符売り場は現地の人がだーっと並んで、窓口ですごい勢いで買っているので、これに混ざるのがコワい(笑)人は、事前に駅以外の切符売り場で買うのがいいかも。前売り券は上海駅近くの龍門賓館のなかや、西蔵南路など市内数ケ所にある軟座専用切符売り場でゲット。 窓口では行き先と日時、枚数を伝えます。メモに書いて渡してもOK。 ![]() ![]() ![]() ◎列車の乗り方 上海駅は大きな荷物を持った人々があふれかえる、いわゆる中国の地方駅に近いですが、最近完成した上海南駅は新しくてまるで空港のよう。どちらも日本にはないタイプの駅なので一見の価値あり。 どちらの駅も軟座切符を買うと専用の待合室を使えます。言ってみればファーストクラス(?)のラウンジで、ゆったりした椅子に座って電車を待ち、乗車するときも硬座とは別に乗車できます。 ![]() ◎アクセス 上海駅までは、地下鉄1号線、またはバスで徐家匯方面から927番、人民広場方面から802、930番などでアクセスできます。上海南駅は地下鉄(軌道交通)1号線・3号線でアクセス可。市街から少し離れているので地下鉄以外はタクシーが便利。 ◎料金 行き先によってまちまちです。時刻表は駅に売っているんですが、値段表はなく、駅の切符売り場に張り出してあります。2時間の距離で40元(約600円)くらい、硬座は半分から3分の1程度の価格になります。ちなみに社内販売のコーヒーは4元。お茶やカップ麺用のお湯はただでサービスしてもらえます。 ![]() ![]() ◎おまけ 列車のお楽しみ「駅弁」。駅のなかではもちろん持込み用のお弁当などを売っていますが、列車の中でも移動販売があります。目的地の地図や飲み物、変わったところでは水蜜桃(←上海郊外の名物)なんかも売ってました。 ◎注意点 笑えるんですが、列車に乗り込んだとき席が進行方向を向いていません。席が全部西を向いていたら、西に進むと思うのですが、何と!東に進んじゃったりするんですよこれで。これも文化と思って笑うしかないですが、みんなけっこう平気。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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がくめぐみさん
>面白そうですね。 >上海は日本みたいに、通勤電車のラッシュってないんですか? >あれは日本だけの文化なのかな? いやいや、上海の通勤ラッシュは日本並みですよ~。私はバス派ですが、目的地に近づいたら人をおしのけてドアに寄っておかないと降りられません。 でも、いわゆる鉄道は通勤用ではないので、むしろ連休の時に混む新幹線みたいな感じですかね。 (2006年09月14日 01時27分00秒) |
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