端午節的旅遊~少林寺(端午節の旅行~少林寺篇)
さて、鄭州から西へ70kmほど移動すると、崇山山麓の町・登封に至ります。「少林寺」で有名な町で、鄭州からは「少林寺一日遊」(少林寺一日ツアー)が多数催行されており、手軽に参加できます。◎少林寺一日遊今回参加したのは、午前中のみ観光ガイド付き、午後はフリー(希望者はオプショナル・ツアーあり)というもの。入場料と昼食代込みで200元(約3,000円)/1人でした。午後のオプショナル・ツアーは70元(約1,000円)/1人。午前に少林寺、午後に洛陽の世界遺産「龍門石窟」を回るツアーは399元(約6,000円)/1人でした。ツアーの申し込みは前日まで。(今回はホテルのコンシェルジュ経由で申し込み。)ツアー集合時間は朝7:00ごろ、ホテルでピックアップ。終了は夕方6:30ごろ、ツアー集散地の河南賓館で解散でした。◎武術表演崇山の山麓は少林寺を含む一帯が「崇山少林景区」という観光エリアになっていて、その崇山景区の入口から少林寺にたどり着くまでに「武術館」という建物があり、ここで武術表演(カンフーショー)が見られます。入場料は「崇山少林景区」共通で、武術館、少林寺、塔林、三皇寨まで含んでおり、個人100元(約1,500円)、小中学生50元(約750円)。団体チケットは料金表示なし。(←旅行社によって割引き率が違うと思われます。) ↑かっこいいカンフーだが、実際には難しそう。「ドラゴンボール」をつい思い出してしまう日本人。◎少林寺いわずと知れた中国武術の聖地。登封から崇山景区に向かうルートのいたるところに武術学校があって、生徒たちが練習をしています。寺そのものは、山の麓にあってしかも禅宗の寺なので、中国のほかの寺とは一味違います。 ↑内部は写真撮影禁止。が、写真撮っちゃってる人もけっこういる。◎塔林少林寺の歴代和尚の墓地で、古いものは唐代にまでさかのぼるそう。墓地であるにも関わらず、観光客や押し売りガイド、物売りなどでにぎわっています。今回、全体に日本人は皆無でしたが、欧米人が多くてびっくりでした。やはりカンフー人気でしょうか…。 ◎電瓶車駐車場やチケット売り場のある「崇山少林景区」入口から、観光エリアの突き当たりまでは、歩くとけっこう距離があり、ちょっとしたハイキングコースです。そのため敷地内を電瓶車(電動自動車)が走っており、観光ポイントの前で乗り降りできます。料金は片道5元(約75円)で、どこで降りても一律です。 ↑風が当たって気持ちいい電瓶車。乗降地点でチケットを買って乗る。◎少林歓喜地崇山景区内には食事をする場所があまりなく、お風呂の椅子のようなものに座ってカップ麺を食べている観光客も多数。他には団体客向けのレストランがあるくらいで、ツアーに付いているランチだとこの団体レストランの食事になってしまいます。…と思っていたら、少林寺の脇にやけにおしゃれなカフェ「少林歓喜地」が。気になったので、ツアーランチをキャンセルして、ここで素菜(精進料理)を食べてみました。 ↑セットメニューが35元(約530円)、ドリンクが15元(約230円)前後と決して安くはないが、静かで小ぎれいなうえ、五穀米、きのこ、山芋、蓮根、豆…と東京の「カフェめし」のようなヘルシーご飯が食べられる。