カテゴリ:feeling
目上の人には遠慮して何も言えないというのもそうですが、 ただ波風立たない小さくまとまった世の中ではつまらない。 人の気持ちが分かる人もわからない人も、 お互いの存在を許し合えるのが理想かもしれない。 言葉を交わさずとも相手の気持ちを察するのは、日本文化の美徳で、大切なこと。 ただ、注意したいことは、日本では自分の考えをはっきり言葉にするのは、 厚かましい、出しゃばりと否定的にとらえられがちだが、 欧米では自分を表現しないことは、考えを持たない人間とされ、 マイナス評価につながる。 グローバル化が進む今日の社会では、価値観が全く違う人と接する機会が増える。 「察する文化」だけを美徳として、考えを明らかにするのを怠ると誤解を生み、 かえってリスクを背負うことになる。 一番良いのは周りの空気をわかった上で、堂々と自分の意見を言える人だ。 けれど、自分の意見を言うからには、それなりの根拠が必要で、 そのためには勉強をしなくてはならない。 大事なのは、その努力だ。 若いうちは努力の方向や結果が間違いであってもいい。 自分の意見を言おうとする人には、軌道修正のチャンスはある。 周りから叩かれたりして、間違いが間違いだとわかるから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.11.29 09:20:21
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