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テーマ:政治について(20257)
カテゴリ:政治ねた
ここ3日ほどは色々と忙しく、文章が適当なものになってしまいますがご容赦を。
さて、民主党の新代表が決まりましたね。候補者同士の政策論争も行われず、盛り上がらない代表選でしたな。投票までの期間を1週間程度空け、選挙戦を行ったりすれば民主党の政策に対する理解も広まったでしょうに。 新代表は前原誠司氏ですか・・・。突っ込みどころ満載の人物ですね。 ~引用開始~ 民主党新代表に前原氏…2票差、菅氏破る 民主党は17日、東京・芝公園の東京プリンスホテルで、衆院選惨敗の責任を取って辞任した岡田克也・前代表の後継を選出する代表選を行った。 その結果、前原誠司氏(43)が、菅直人氏(58)をわずか2票差で破り、新代表に選ばれた。 民主党は40代の新代表の下で、党の立て直しを図ることになる。野党第1党のリーダーが大きく若返ったことは、政界全体の世代交代にも影響を与えそうだ。 代表選は民主党所属の衆参両院議員による無記名投票で行われ、192人(欠席2人)が投票した。有効投票数190票のうち、前原氏が96票を獲得し、94票の菅氏を制した。 新代表の任期は、岡田氏の残り任期である2006年9月までとなる。 前原氏は、代表就任後の記者会見で、「日本の民主主義を機能させ、より良い政策競争を根付かせ、国民の生活向上、安定につながるよう努力したい」と述べ、2大政党の一翼を担う政党として、民主党を立て直す決意を強調した。 今回の代表選で、前原氏は、衆院選で惨敗した党の改革の基本姿勢として、「民主党を『闘う集団』に変える」と主張。労働組合や業界団体などに縛られない政策立案を訴え、支持を広げた。 前原氏は同日、21日の特別国会召集に向け、直ちに新執行部の人事に着手。「党内各グループのバランスではなく、能力主義で適材適所を貫く」として、年功序列や“派閥均衡”の人事は極力排除する考えを示した。ただ、小差の勝利だったことから、「それだけ多くの人が菅氏を応援したことをしっかり受け止めたい」とも述べ、挙党一致体制の構築に努める姿勢も強調した。 政策面では、17日の記者会見で、憲法9条の改正について、「私の意見は1項はいいが、2項は削除して自衛権を明記するということだ。党内議論を進めていきたい」と述べ、自民党などと協議を進める考えを明らかにした。 民主党内には、前原氏のこうした憲法改正積極論や安全保障観に対し、旧社民党系議員らの反発があり、世代間の融和とともに、前原新体制の課題となりそうだ。 (読売新聞) - 9月17日22時4分更新 ~引用終了~ 前原誠司氏については以前触れましたが、マルクス主義青年同盟(マル青同)の後身、民主統一同盟と深い繋がりのある人物です。民主統一同盟がどのような組織であるかは9月2日のエントリーで簡単に説明しましたが、その内容をもう一度載せたいと思います。 --------------------------------------------------------------------- 民主統一同盟とは 60年安保に敗北した共産同(ブント)はその総括を巡って分裂したのだが、武装闘争を堅持し毛沢東思想を日本革命の指導理念にしようとしたグループにマルクス・レーニン主義派があった。すぐにこのマルクス・レーニン主義派も解体し、悪名高き赤軍派とマル青同(マルクス主義青年同盟)に連なっていく。ご存知のとおり赤軍派とは数々の国際テロを引き起こしたあのグループであり、マル青同は内ゲバで有名な殺戮集団である。そのマル青同が組織名を変更したものが、「民主統一同盟」で、現在は「がんばろう、日本!」国民協議会という名称で活動している。ホームページ上には「改革保守の政治潮流を!」とあり、保守系団体を装っているのだが、公安関係者によれば実態は毛沢東主義を信奉する極左集団である。自民党を「敵」と規定して活動しており、都議選後も民主党議員とともに“総括”を行っている。 上に挙げた民主党議員は、自主防衛を志向している点、憲法改正を主張している点、有事立法に理解のある点などから保守系議員と思われている。そのため政界再編を行い、彼らと自民党保守系議員による保守政党の結成を望む声が保守系評論家の中に根強くある。しかし、民主統一同盟は自民党内の保守派を「敵」と規定しており、保守政党の結成はあり得ないだろう。また、彼らが毛沢東主義を信奉する民主統一同盟の影響下にあることを考えると、自主防衛などの主張は、単にアジアからアメリカの影響力を排除する為の方便であると見ることができるのではないか?彼らが靖国神社の参拝に否定的なことも、保守系ではないことを示していると思う(まぁ、何をもって保守とするかは様々な意見があるけど)。また、日米同盟の効力に懐疑的で、「日本の意志を示すため」に、対北朝鮮経済制裁を主張しているのも特徴である。 --------------------------------------------------------------------- 民主統一同盟のイメージは大まかに掴んでいただけたかと思いますので、前原氏の政治的立ち位置を京都新聞の記事から見てみますかね。京都新聞は衆院選投票前に候補者アンケート(其の壱、其の弐)を行っており、候補者に主要政策に対する賛否を訊いています。 前原氏の各政策に対する立場は次の通り(京都新聞による)。 米国のイラク攻撃・・・・・反対 日本の国連安保理常任理事国入り・・・・・賛成 中国へのODA供与終了・・・・・反対 北朝鮮への経済支援打ち切り・・・・・反対 外国人労働者の受け入れ・・・・・賛成 ゆとり教育の推進・・・・・反対 首相の靖国神社参拝・・・・・反対 定住外国人への参政権・・・・・賛成 アンケート以外の政策は・・・ 独自憲法作成・・・・・賛成 憲法九条改正独自軍化・・・・・賛成 自主防衛&核配備・・・・・賛成 反米親中右派という感じですね。ちなみに新代表就任後、プロフィールからある経歴が消されています。それは「同和推進副委員長」!! ・平成15年12月現在の前原氏のプロフィール ・平成17年1月現在の前原氏のプロフィール(同和推進副委員長削除前) ・16日深夜に修正された前原氏の最新プロフィール 個人的な意見だが、前原誠司氏より菅直人氏のほうがマシだと思うよ。 --------------------------------------------------------------------- 最初に申し上げておきますが、むうみんは部落差別は許されないことであり解決されるべき問題であると考えています。しかしながら、部落解放同盟による教育への介入、各種利権、人権擁護法案推進を認めることはできません。 プロフィール改変に関する前原氏への批判は、部落差別をあおることを目的とはしておりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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