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森の声

2017.01.05
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カテゴリ:カテゴリ未分類
人は「見る」ということでも世界とつながっています。

多くの人が「見る」という行為を「自分が相手を見る」という一方的な行為だけのように思い込んでいますが、実際には「見る」という行為は、「見るという行為で生まれたつながり」を通して、「相手が自分の中に入ってくる」という現象でもあるのです。

ですから、見れば必ず相手からの影響を受けます。

これは「食べる」という行為と同じです。
食べれば必ず食べたものから影響を受けますよね。

実は、「見る」「味わう(食べる)」だけでなく、触れる、聞く、嗅ぐといった五感の働きはみんな他者とのつながりを創る行為であって、望む望まないに関わらず、そのつながりを通して他者が自分の内側に入って来てしまうのです。

そして子どもはその「つながり」を通して入ってきたものによって育っています。

子どもだけでなく、私たちの「心やからだの働き」や、「心とからだの健康」もその「つながり」を通して入ってきたものによって支えられています。

でも、その現象はからだの中や無意識の世界で起きているので、人は自分の中に何が入ってきているのかに気付きません。

「何が見えているのか」は意識出来ても、その見ているものから「何が入ってきてしまっているのか」は分からないのです。

人は、「美味しい」とか「マズイ」といったような味は意識出来ます。でも、その食べたものに含まれている栄養は意識出来ませんよね。それと同じです。
でも、からだはちゃんとその栄養を受け取り、その栄養でからだを支えているのです。

ですから、栄養のことを考えずに「美味しいもの」だけを食べていると、からだを壊します。でも実際には人は「栄養」よりも「味」を選ぶ傾向があります。

「見るもの」も、そこに含まれている栄養よりも、単に「見て楽しいもの」を選ぶ傾向があります。

そして現代は、科学技術の進歩で、栄養など含まれていなくても「食べて美味しいもの」、「見て楽しいもの」を簡単に創り出すことが出来ます。

そして、その方が商品的な価値も高いです。
また、そっちの方が子どもも喜ぶので、親は「中味」よりも「見かけ」で選んで子どもに与える傾向があります。

ゲームなどもそのようなものです。
ゲームはすごく楽しいと思います。
でも、子どもの心とからだを育てる栄養は含まれていません。

シュタイナー教育では、食べ物だけでなく、オモチャや、飾りや、音や、匂いや、触覚、といった「子どもの周りの存在するもの」から子どもはどのような栄養を吸収しているのか、ということを真剣に考えています。

そして、感覚を通して子どもの心やからだの育ちに必要な栄養を与えようとしています。

単にオシャレやファッションや趣味で、部屋やカーテンをピンクにしたり、自然のものを置いたり、芸術性の高い飾りを置いたりしているのではないのです。






Last updated  2017.01.05 16:17:30
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