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憂鬱質の人が一番欲しいのが安心です。
とにかく安心です。 高い知的才能を持っている人が多いのですが、安心がないとその才能は成長もしないし、発揮もされません。 すると、その知的才能が暴走して「不安」と「妄想」に取り憑かれやすくなります。 憂鬱質の人はもともと知的な才能が高いのですごく緻密な妄想を練り上げるのです。 すると、その妄想の方が目の前の現実よりも現実感が強くなってしまうのです。 でも、幼い時から安心に満たされて育っていると、知的な才能をセルフコントロールすることが出来るようになり、自分の思考と判断で、安心を作り出すことが出来るようになります。 他者から安心を与えてももらわなくても、自分の力で安心を得ることが出来るようになるのです。 でも、それが出来ない人は他者から安心を与えてもらおうとします。その結果依存が生まれます。 そして、その「与えられた安心」は、それを失う不安とセットになっているので、精神的に自立することが困難になってしまいます。 安全は与えてもらえますが、「本当の安心」は自分自身で創り出すしかないのです。 その際、必要になるのが、よく見、よく聞き、よく感じ、よく考える、ということです。 不安に囚われやすい人はこれが出来ないのです。 でも、子どもの頃の安心は周囲の大人に与えてもらうしかありません。 まだ、よく見、よく聞き、よく感じ、よく考える能力が育っていないからです。 そして、安心に満たされて育っているから、よく見、よく聞き、よく感じ、よく考える能力が育っていくのです。 そしてこれは憂鬱質の子に限らず、全ての気質の子において同じです。ただ、憂鬱質の子はその傾向が強いというだけのことです。 幼い子どもは生まれつき安心に満たされています。胎内にいる時は100%安心に満たされています。 そのため、100%お母さんを信じています。じゃないと自分の命を預けることなど出来ないのですから。 そして、100%の子が100%お母さんを愛しています。これは例外がありません。 そして、お母さんが子どもからのその100%の信頼と愛に応えていると、子どもは安心に満たされ、自分の能力を育てていくことが出来るのです。 お母さんがあれこれ教育しようとしなくても、安心に満たされている子は知的な好奇心にも目覚めるので、自分の力で色々発見し、考え、学び始めるのです。 でも、お母さんが仕付けや教育にばかり夢中になり子どもからの信頼と愛に応えることを忘れてしまうと、子どもは安心を失い、意識が外に向かわなくなり、好奇心が育たなくなります。 その結果、自分の意思で学ぼうとしなくなります。 そして、不安ばかりが強くなって行きます。 *************** 茅ヶ崎では毎月連続で気質の講座をやっています。土日の10:00~12:00です。 からだの面白さと出会う「からだの会」というのも毎月やっています。月曜日が多いです。 お問い合わせはこちらまで。 「気質の勉強会」 4月18日(土)/5月16日(土) 「からだの会」 4月20日(月)/5月18日(月) 会場はいずれもJR茅ヶ崎駅の隣のビルです。 *********** アマゾンから「子ども発見」という本も出しています。ここにも気質のことが書いてあります。 https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E7%99%BA%E8%A6%8B-%E7%AF%A0-%E7%A7%80%E5%A4%AB/dp/B07RD3HJNB/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E7%99%BA%E8%A6%8B&qid=1583367618&sr=8-1 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.03.11 08:47:34
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