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森へ行こう(心とからだと子育てと)

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森の声

森の声

2021.03.29
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カテゴリ:カテゴリ未分類
唐突ですが・・・
ミャンマーでの虐殺に抗議します。
****************

お母さんだけでなく、世の大人の多くは子どもに対してよく知ったかぶりをしたり、教えようとします。「親としてのプライド」や「大人としてのプライド」があるからなのでしょうか。
もしくは「自分は本当は知らない」ということを知らないからなのでしょうか。

これは勉強においても、遊びにおいても同じです。

でも、子どもに「学ぶことの楽しさ」や、「遊ぶことの楽しさ」を伝えたいのならこれは止めた方がいいです。

そもそも皆さんは知ったかぶりをしたり、すぐに何かを教えようとしてくる人が好きですか。鬱陶しくないですか。今時の言葉で言えば、ウザイですよね。

また、そういう人から学びたいと思いますか。少なくとも私はそういう人は避けます。

それに、知ったかぶりをしたり、すぐに何かを教えようとしてくる人に限って、「本当のこと」は何も分かっていないのです。そのような人が知っているのは知識だけです。

(例えばですが)自分は「お風呂」に入ったことがないのに、「お風呂」に関する知識ばかりをいっぱい持っているような人ほど「お風呂」についてのウンチクを語りたがるのです。
勉強に関しても遊びに関しても同じです。

ですから、自分が言ったことなのに、その言ったことについて質問されても答えることが出来ません。それで「なんでそんなこと分からないの」とか「そんなの常識だよ」などと答えます。

「1+1=2」を常識だと思っている人は、子どもに「どうして1と1を足すと2になるの?」と聞かれても子どもが納得するようには答えることが出来ません。

ミカンを1個置いて、さらにもう1つミカンを置いて「ほら2個になったでしょ」と言うのは簡単ですが、でもこれは数学的な意味での「1+1=2」とは異なります。

ミカンが2個の状態は「1個」と「1個」が並んで置いてあるだけのことです。そもそも大きさも味も異なるミカンを数だけで同等に扱うこと自体に無理があります。

子どもにミカンを配る時に大きさや味を考慮することなく「一個ずつ」配ったら絶対苦情が出ると思います。

エジソンは泥団子でやりましたが、二個のスライムを合体させたら一個のスライムになります。
逆に10個に割れば、一個が十個になります。というようなことを言うと「屁理屈を言うな」と叱られます。

ちなみに私はこのブログでみなさんに伝えようとしているのは「知識」ではなく「考え方のヒント」です。ましてや「正解」などではありません。そんなものどこにも存在していないのですから。

皆さんは子どもに「なんで学校に行かなければ行けないの」「なんで勉強しなければいけないの」と聞かれたら答えることが出来ますか。

「学校は行くべき所」「子どもは勉強しなければいけない」というのは単なる知識に過ぎません。

「子どもとの遊び方が分かりません」「子どもとの遊び方を教えて下さい」と言ってくる人は多いです。

でも、だからといってそういう人に「遊び方」を教えても、そう簡単に子どもと遊ぶことが出来るようになるわけではありません。

ノコギリの使い方を教えても、そう簡単にノコギリが使えるようにはならないのです。
でも、「体験を通して学ぶ」という学び方を忘れてしまった現代人にはそれが分からないようです。そのため、多くの大人が「使い方」だけを教え、子どもが出来ないでいると「なんで出来ないんだ、今教えただろ」と叱ります。

子育てでもハウツーばかりを知りたがります。でも、ハウツーを山のように学んでも世界に一人しかいない目の前の子どもにはそれは通用しません。

じゃあどうしたらいいのかというと、教えようとするのではなく、子どもの目線に立って一緒に考えればいいのです。一緒に感じ、一緒に想像し、一緒に遊んでみればいいのです。

子育てや教育で大切なのは子ども目線に立って、一緒に考え、感じ、工夫し、行動してみることなんです。

知っていても一度忘れてみるのです。





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Last updated  2021.03.29 08:36:07
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